日経平均株価
始値 23458.88
高値 23482.32(09:22)
安値 23367.33(09:33)
大引け 23409.14(前日比 -28.63 、 -0.12% )
売買高 9億2501万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆5982億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり反落、米国休場を控え薄商い状態
2.NYダウは4日続伸し最高値も東京市場の上値は重い展開
3.早朝に「香港人権法」が成立、米中協議の行方に警戒感
4.コマツやファナック、安川電など中国関連株は軟調
5.東証マザーズ指数は5日続伸と中小型株が堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは42ドル高と4日続伸し史上最高値を3日連続で更新した。7~9月期の実質GDP(
改定値)が速報値を上回るなど、米景気堅調を表す経済指標が発表されたことを好感した買いが入った。
東京市場では、日経平均株価は小幅に5日ぶり反落。「香港人権法」が成立したことから米中協議の先行き不透明感が台頭し、上値の重い展開が続いた。
28日の東京市場は、NYダウが4日続伸し最高値を更新したことが好感され、朝方の日経平均は小幅に上昇して取引を開始した。しかし、日本時間の早朝にトランプ米大統領が「香港基本人権法」に署名し同法が成立。中国の反発で米中通商協議への影響も懸念されるなか、日経平均は上値の重い展開となり、後場に入ってからはマイナス圏での取引が続いた。今晩は、米国が感謝祭で休場となることもあり、様子見姿勢は強かった。そのなか東証マザーズ指数は、5日続伸するなど中小型株は堅調に推移した。為替は1ドル=109円40銭台と円安水準で推移した。
個別では、ソニー<6758>やホンダ<7267>、村田製作所<6981>が安く、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。コマツ<6301>や安川電機<6506>、ファナック<6954>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>など中国関連株は軟調。ワークマン<7564>やZOZO<3092>、日本一ソフトウェア<3851>が安い。
半面、ソフトバンクグループ<9984>、任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>が高く、日立製作所<6501>や富士通<6702>、東芝<6502>が値を上げた。半導体事業から撤退の報道を受けパナソニック<6752>が上伸。太陽誘電<6976>や三井物産<8031>が高く、そーせいグループ<4565>やカイオム・バイオサイエンス<4583>、セルソース<4880>といったバイオ株が買われた。国内で販売される新車に自動ブレーキの取り付けを義務付ける方針が伝わっており、ファルテック<7215>やタツミ<7268>がストップ高と急伸した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は京セラ <6971> 、中外薬 <4519> 、エーザイ <4523> 、SBG <9984> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約27円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、アドテスト <6857> 、NTTデータ <9613> 、東エレク <8035> 、ファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約32円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)医薬品、(3)鉄鋼、(4)不動産業、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)金属製品、(2)陸運業、(3)鉱業、(4)機械、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△Vコマース <2491>
ヤフー子会社からアプリマーケット事業を譲受。
△神戸物産 <3038>
10月の月次営業利益が3割増。
△セック <3741>
岩井コスモ証券が目標株価を5000円に引き上げ。
△シャノン <3976> [東証M]
東京モーターショーに「SHANON MARKETING PLATFORM」採用。
△トビラシステ <4441> [東証M]
SB <9434> の「+メッセージ」に迷惑メッセージ自動振り分け機能を提供。
△サイボウズ <4776>
今期経常を最高益に28%上方修正。
△トライアイズ <4840> [JQG]
6.35%を上限に自社株買いを実施。
△パナソニック <6752>
「半導体事業から撤退」との報道。
△共栄タ <9130>
1→2の株式分割と優待新設を発表。
△ヘリオスTH <6927>
CFRP接着のための表面処理ユニットを開発。
▼フジタコーポ <3370> [JQ]
「北海道がIR誘致申請見送る方向」との報道。
▼enish <3667>
「De:Lithe」と「VGAME」のリリース日を延期。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ファルテック <7215> 、(2)大真空 <6962> 、(3)サイバーリン <3683> 、(4)共栄タ <9130> 、(5)オリバー <7959> 、(6)日電波 <6779> 、(7)ランド <8918> 、(8)ヘリオスTH <6927> 、(9)セック <3741> 、(10)サイボウズ <4776> 。
値下がり率上位10傑は(1)パンチ <6165> 、(2)イーガーディ <6050> 、(3)ネットマーケ <6175> 、(4)ワイヤレスG <9419> 、(5)アイドマMC <9466> 、(6)FPG <7148> 、(7)ジャステック <9717> 、(8)1stコーポ <1430> 、(9)ダイヤHD <6699> 、(10)ティアック <6803> 。
【大引け】
日経平均は前日比28.63円(0.12%)安の2万3409.14円。TOPIXは前日比2.92(0.17%)安の1708.06。出来高は概算で9億2501万株。東証1部の値上がり銘柄数は628、値下がり銘柄数は1416となった。日経ジャスダック平均は3652.97円(0.96円高)。
[2019年11月28日]
株探ニュース
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