日経平均は大幅続伸。15日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、383ドル高となった。連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小(テーパリング)を加速することが決まり、来年の利上げ見通しについては従来の1回から3回に増えた。ただ、おおむね想定内と受け止められて買い優勢となった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで408円高からスタートすると、朝方には29000円台を回復。その後売りが出て伸び悩む場面もあったが、引けにかけて強含み、この日の高値圏で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比606.60円高の29066.32円となった。終値で29000円台に乗せるのは11月25日以来。東証1部の売買高は10億5352万株、売買代金は2兆6517億円だった。業種別では、海運業、精密機器、鉱業が上昇率上位で、その他も全般堅調。パルプ・紙のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の77%、対して値下がり銘柄は19%となった。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約70円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、アドバンテ<6857>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、NTTデータ<9613>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは新生銀<8303>となり1銘柄で日経平均を約0.54円押し下げた。同2位は三井化学<4183>となり、東建物<8804>、第一生命HD<8750>、大平金<5541>、王子HD<3861>、日本紙<3863>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 29066.32(+606.60)
値上がり銘柄数 211(寄与度+607.61)
値下がり銘柄数 10(寄与度-1.01)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 68970 2010 +70.84
<8035> 東エレク 63280 1910 +67.32
<6857> アドバンテ 10590 540 +38.06
<4543> テルモ 4822 174 +24.53
<6367> ダイキン 27000 650 +22.91
<6954> ファナック 24725 565 +19.91
<9613> NTTデータ 2446 81 +14.27
<6762> TDK 4685 135 +14.27
<2801> キッコーマン 9370 390 +13.75
<4063> 信越化 20110 385 +13.57
<7733> オリンパス 2547.5 93 +13.11
<9433> KDDI 3421 61 +12.90
<6902> デンソー 9331 314 +11.07
<4021> 日産化学 6770 310 +10.93
<6971> 京セラ 7382 149 +10.50
<6988> 日東電 8890 290 +10.22
<7751> キヤノン 2843 174 +9.20
<4568> 第一三共 2899.5 84.5 +8.93
<4901> 富士フイルム 8768 253 +8.92
<6645> オムロン 11990 250 +8.81
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8303> 新生銀 2000 -154 -0.54
<4183> 三井化学 3185 -20 -0.14
<8804> 東建物 1673 -5 -0.09
<8750> 第一生命HD 2450 -19 -0.07
<5541> 大平金 2072 -16 -0.06
<3861> 王子HD 553 -1 -0.04
<3863> 日本紙 1105 -8 -0.03
<6178> 日本郵政 895.1 -0.7 -0.02
<5233> 太平洋セメ 2365 -4 -0.01
<4043> トクヤマ 1851 -1 -0.01
<FA>
この銘柄の最新ニュース
SBI新生銀のニュース一覧- 「リアルタイム外貨入金・外貨出金」「米ドル定期自動入金サービス」開始 2023/11/20
- 今週の【重要イベント】米CB消費者信頼、鉱工業生産、米個人所得 (9月25日~10月1日) 2023/09/24
- 来週の【重要イベント】米CB消費者信頼、鉱工業生産、米個人所得 (9月25日~10月1日) 2023/09/23
- 新興市場銘柄ダイジェスト:ポートは大幅に続落、ナノMRNAがストップ高 2023/09/20
- ポート---大幅に続落、新株110万株発行などで30億円調達、新生フィナンシャルと業務提携 2023/09/20
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
SBI新生銀行の取引履歴を振り返りませんか?
SBI新生銀行の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。