*12:30JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は反落、東エレクが1銘柄で約73円分押し下げ
26日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり156銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は反落。298.77円安の32379.85円(出来高概算6億2155万株)で前場の取引を終えている。
25日の米株式市場でダウ平均は43.04ドル高(+0.12%)、ナスダック総合指数は+0.45%とそれぞれ5日ぶり反発。10年債利回りが高値を更新するなか売りが先行。政府機関閉鎖リスクの高まりも重しとなった。一方、シカゴ連銀総裁が経済のソフトランディング(軟着陸)の可能性を指摘すると終盤にかけて買い戻しが強まり、プラス圏を回復した。米株高に加えて為替の円安が一段と進行するなかではあったが、米長期金利の上昇を背景としたハイテク株の下落が重しになり、日経平均は38.57円安からスタート。前日に上昇した反動で戻り待ちの売りが出やすかったことも影響し、日経平均は一時300円を超える下げ幅を見せた。その後はいったん下げ渋ったが、時間外取引の米株価指数先物が上げ幅を縮めたことが嫌気され、日経平均はこの日の安値圏で前場を終えている。
個別では、米長期金利の上昇を背景に東エレク<8035>、スクリン<7735>、イビデン<4062>、芝浦<6590>、太陽誘電<6976>、TDK<6762>などのハイテクや、インフォマート<2492>、SREHD<2980>、ラクスル<4384>などのグロース(成長)株が大きく下落。為替の円安にもかかわらず日産自<7201>、豊田自動織機<6201>、武蔵精密工業<7220>などの輸送用機器も安い。ほか、東京製鐵<5423>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼、三井金<5706>、住友鉱<5713>の非鉄金属、三井物産<8031>、三菱商事<8058>の商社なども軟調。上半期が営業減益で着地したあさひ<3333>は大きく下落している。
一方、国内長期金利の上昇を受けてT&DHD<8795>、かんぽ生命保険<7181>の保険、西日本フィナンシャルHD<7189>、千葉興業銀行<8337>の地銀など金融セクターが大きく上昇。東海東京<8616>は中間配当の増配が、日本取引所グループ<8697>は業績・配当予想の上方修正が、いよぎんHD<5830>は上半期業績の上方修正がそれぞれ好感された。ほか、四国電力<9507>、関西電力<9503>の電気・ガス、商船三井<9104>、郵船<9101>の海運、三菱製紙<3864>、日本製紙<3863>のパルプ・紙などバリュー(割安)セクターが堅調。あすか製薬HD<4886>は政策保有株縮減に伴う売却益計上が材料視された。東証スタンダードでは配当方針変更に伴う増配を発表したオーテック<1736>、業績予想を上方修正したラサ商事<3023>や大光<3160>、中期経営計画を発表したfonfun<2323>などが急伸。
セクターでは電気機器、輸送用機器、機械が下落率上位に並んでいる一方、保険、電気・ガス、海運が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値下がり銘柄が全体の68%、対して値上がり銘柄は28%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約73円押し下げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、TDK<6762>、NTTデータ<9613>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはJPX<8697>となり1銘柄で日経平均を約2円押し上げた。同2位は東京海上<8766>となり、武田薬<4502>、セコム<9735>、横河電<6841>、スズキ<7269>、ニデック<6594>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 32379.85(-298.77)
値上がり銘柄数 68(寄与度+24.91)
値下がり銘柄数 156(寄与度-323.68)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8697> JPX 2778.5 82.5 +2.80
<8766> 東京海上 3659 34 +1.73
<4502> 武田薬 4815 47 +1.59
<9735> セコム 10425 45 +1.52
<6841> 横河電 2943 39.5 +1.34
<7269> スズキ 6131 34 +1.15
<6594> ニデック 7067 37 +1.00
<7974> 任天堂 6253 29 +0.98
<2801> キッコマン 8188 21 +0.71
<4519> 中外薬 4306 7 +0.71
<4452> 花王 5480 19 +0.64
<2002> 日清粉G 1972.5 17.5 +0.59
<8725> MS&AD 5791 58 +0.59
<9104> 商船三井 4476 53 +0.54
<2871> ニチレイ 3441 30 +0.51
<5831> しずおかFG 1256 14 +0.47
<8795> T&DHD 2572.5 59.5 +0.40
<8630> SOMPO 6936 59 +0.40
<8354> ふくおか 3727 57 +0.39
<7752> リコー 1331 11 +0.37
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 20220 -720 -73.20
<6857> アドバンテス 16100 -400 -27.11
<9983> ファーストリテ 33750 -250 -25.42
<4568> 第一三共 4038 -147 -14.94
<4523> エーザイ 8277 -368 -12.47
<6762> TDK 5439 -122 -12.40
<9613> NTTデータG 2055.5 -57 -9.66
<6954> ファナック 3901 -53 -8.98
<9433> KDDI 4675 -41 -8.34
<9984> ソフトバンクG 6385 -39 -7.93
<6367> ダイキン工 24090 -220 -7.46
<7203> トヨタ自 2720.5 -41 -6.95
<6645> オムロン 6715 -142 -4.81
<2413> エムスリー 2735 -53.5 -4.35
<7735> スクリーンHD 14415 -590 -4.00
<4901> 富士フイルム 8799 -110 -3.73
<6988> 日東電 10075 -105 -3.56
<6273> SMC 67400 -990 -3.35
<3659> ネクソン 2683.5 -49 -3.32
<4503> アステラス薬 2137 -19.5 -3.30
<CS>
日経平均は反落。298.77円安の32379.85円(出来高概算6億2155万株)で前場の取引を終えている。
25日の米株式市場でダウ平均は43.04ドル高(+0.12%)、ナスダック総合指数は+0.45%とそれぞれ5日ぶり反発。10年債利回りが高値を更新するなか売りが先行。政府機関閉鎖リスクの高まりも重しとなった。一方、シカゴ連銀総裁が経済のソフトランディング(軟着陸)の可能性を指摘すると終盤にかけて買い戻しが強まり、プラス圏を回復した。米株高に加えて為替の円安が一段と進行するなかではあったが、米長期金利の上昇を背景としたハイテク株の下落が重しになり、日経平均は38.57円安からスタート。前日に上昇した反動で戻り待ちの売りが出やすかったことも影響し、日経平均は一時300円を超える下げ幅を見せた。その後はいったん下げ渋ったが、時間外取引の米株価指数先物が上げ幅を縮めたことが嫌気され、日経平均はこの日の安値圏で前場を終えている。
個別では、米長期金利の上昇を背景に東エレク<8035>、スクリン<7735>、イビデン<4062>、芝浦<6590>、太陽誘電<6976>、TDK<6762>などのハイテクや、インフォマート<2492>、SREHD<2980>、ラクスル<4384>などのグロース(成長)株が大きく下落。為替の円安にもかかわらず日産自<7201>、豊田自動織機<6201>、武蔵精密工業<7220>などの輸送用機器も安い。ほか、東京製鐵<5423>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼、三井金<5706>、住友鉱<5713>の非鉄金属、三井物産<8031>、三菱商事<8058>の商社なども軟調。上半期が営業減益で着地したあさひ<3333>は大きく下落している。
一方、国内長期金利の上昇を受けてT&DHD<8795>、かんぽ生命保険<7181>の保険、西日本フィナンシャルHD<7189>、千葉興業銀行<8337>の地銀など金融セクターが大きく上昇。東海東京<8616>は中間配当の増配が、日本取引所グループ<8697>は業績・配当予想の上方修正が、いよぎんHD<5830>は上半期業績の上方修正がそれぞれ好感された。ほか、四国電力<9507>、関西電力<9503>の電気・ガス、商船三井<9104>、郵船<9101>の海運、三菱製紙<3864>、日本製紙<3863>のパルプ・紙などバリュー(割安)セクターが堅調。あすか製薬HD<4886>は政策保有株縮減に伴う売却益計上が材料視された。東証スタンダードでは配当方針変更に伴う増配を発表したオーテック<1736>、業績予想を上方修正したラサ商事<3023>や大光<3160>、中期経営計画を発表したfonfun<2323>などが急伸。
セクターでは電気機器、輸送用機器、機械が下落率上位に並んでいる一方、保険、電気・ガス、海運が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値下がり銘柄が全体の68%、対して値上がり銘柄は28%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約73円押し下げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、TDK<6762>、NTTデータ<9613>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはJPX<8697>となり1銘柄で日経平均を約2円押し上げた。同2位は東京海上<8766>となり、武田薬<4502>、セコム<9735>、横河電<6841>、スズキ<7269>、ニデック<6594>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 32379.85(-298.77)
値上がり銘柄数 68(寄与度+24.91)
値下がり銘柄数 156(寄与度-323.68)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8697> JPX 2778.5 82.5 +2.80
<8766> 東京海上 3659 34 +1.73
<4502> 武田薬 4815 47 +1.59
<9735> セコム 10425 45 +1.52
<6841> 横河電 2943 39.5 +1.34
<7269> スズキ 6131 34 +1.15
<6594> ニデック 7067 37 +1.00
<7974> 任天堂 6253 29 +0.98
<2801> キッコマン 8188 21 +0.71
<4519> 中外薬 4306 7 +0.71
<4452> 花王 5480 19 +0.64
<2002> 日清粉G 1972.5 17.5 +0.59
<8725> MS&AD 5791 58 +0.59
<9104> 商船三井 4476 53 +0.54
<2871> ニチレイ 3441 30 +0.51
<5831> しずおかFG 1256 14 +0.47
<8795> T&DHD 2572.5 59.5 +0.40
<8630> SOMPO 6936 59 +0.40
<8354> ふくおか 3727 57 +0.39
<7752> リコー 1331 11 +0.37
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 20220 -720 -73.20
<6857> アドバンテス 16100 -400 -27.11
<9983> ファーストリテ 33750 -250 -25.42
<4568> 第一三共 4038 -147 -14.94
<4523> エーザイ 8277 -368 -12.47
<6762> TDK 5439 -122 -12.40
<9613> NTTデータG 2055.5 -57 -9.66
<6954> ファナック 3901 -53 -8.98
<9433> KDDI 4675 -41 -8.34
<9984> ソフトバンクG 6385 -39 -7.93
<6367> ダイキン工 24090 -220 -7.46
<7203> トヨタ自 2720.5 -41 -6.95
<6645> オムロン 6715 -142 -4.81
<2413> エムスリー 2735 -53.5 -4.35
<7735> スクリーンHD 14415 -590 -4.00
<4901> 富士フイルム 8799 -110 -3.73
<6988> 日東電 10075 -105 -3.56
<6273> SMC 67400 -990 -3.35
<3659> ネクソン 2683.5 -49 -3.32
<4503> アステラス薬 2137 -19.5 -3.30
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