【↓】日経平均 大引け| 5日続落、朝高も半導体関連が売られマイナス圏 (1月15日)
日経平均株価
始値 38721.61
高値 38774.99(09:02)
安値 38316.01(14:45)
大引け 38444.58(前日比 -29.72 、 -0.08% )
売買高 16億2239万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8740億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は29円安と5日続落、上値重く売り優勢の展開
2.米12月PPIは予想下回り、前日のNYダウは221ドル高に
3.日経平均は朝方に300円高と上昇も後場はマイナス圏で推移
4.東エレクやディスコ、アドテストなど半導体関連株が下落する
5.三菱UFJや三井住友FGといった大手銀行株が値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比221ドル高と続伸した。米卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を下回ったことで景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は小幅に5日続落。朝方は値を上げてスタートしたが、半導体関連株などへの売りが優勢となるなか、後場にかけ値を下げた。
米12月卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回りインフレへの警戒感が後退したことが好感され、前日のNYダウは続伸した。これを受け、日経平均も値を上げてスタート。自律反発狙いの買いも流入し、朝方は300円高まで買われた。ただ、買い一巡は上値を抑えられる展開。特に半導体関連株などが軟調となるなか、後場は売りが優勢となり、前日比マイナス圏で推移。為替が1ドル=157円台前半へ円高方向に振れたことも警戒されたほか、今晩は米12月消費者物価指数(CPI)の結果発表が予定され、その結果待ちで買い手控えの動きも出た。後場に日経平均株価は一時150円を超す下落となったが、引けにかけ下げ幅は縮小した。全般軟調のなか、銀行株などは底堅く推移した。
個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が安く、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>が軟調。フジクラ<5803>や三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>が値を下げ、トヨタ自動車<7203>やSMC<6273>、リクルートホールディングス<6098>が売られた。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>が高く、IHI<7013>やキーエンス<6861>、ファナック<6954>がしっかり。ファーストリテイリング<9983>や任天堂<7974>が値を上げた。決算内容が好感されSHIFT<3697>が急伸した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ファナック <6954>、TDK <6762>、ソニーG <6758>、キーエンス <6861>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約124円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、中外薬 <4519>、NTTデータ <9613>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約152円。うち88円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)その他製品、(3)水産・農林業、(4)保険業、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)卸売業、(3)建設業、(4)石油石炭製品、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△マテリアルG <156A> [東証G]
第1四半期2ケタ営業増益で順調な滑り出し。
△グロービング <277A> [東証G]
11月中間期は大幅な営業増益で通期計画に対し進捗率65%。
△トレファク <3093> [東証P]
9~11月期営業20%増益で見直し買い。
△TSIHD <3608> [東証P]
今期純利益・配当予想を上方修正。
△SHIFT <3697> [東証P]
9~11月期営業利益94%増。
△マーキュリー <5025> [東証G]
25年2月期営業利益予想を前期比2.5倍へ上方修正。
△ノート <5243> [東証G]
米グーグル6%出資でサプライズ視。
△セラク <6199> [東証S]
DX領域好調で9~11月期営業46%増益。
△ベイカレント <6532> [東証P]
第3四半期は2ケタ増収増益で着地。
△グッドパッチ <7351> [東証G]
9~11月期の黒字確保を好感。
▼タマホーム <1419> [東証P]
業績予想の大幅下方修正を嫌気
▼スピー <4499> [東証S]
公募増資と株式売り出し決議で需給悪化を警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)TSIHD <3608>、(2)ジャムコ <7408>、(3)オープンG <6572>、(4)GMOインタ <4784>、(5)北の達人 <2930>、(6)トレファク <3093>、(7)古野電 <6814>、(8)ベイカレント <6532>、(9)SHIFT <3697>、(10)FPパートナ <7388>。
値下がり率上位10傑は(1)ヨシムラHD <2884>、(2)マネフォ <3994>、(3)タマホーム <1419>、(4)エスプール <2471>、(5)ディップ <2379>、(6)霞ヶ関C <3498>、(7)ペプドリ <4587>、(8)CSP <9740>、(9)ベクトル <6058>、(10)キオクシア <285A>。
【大引け】
日経平均は前日比29.72円(0.08%)安の3万8444.58円。TOPIXは前日比8.23(0.31%)高の2690.81。出来高は概算で16億2239万株。東証プライムの値上がり銘柄数は864、値下がり銘柄数は705となった。東証グロース250指数は631.11ポイント(5.81ポイント安)。
[2025年1月15日]
株探ニュース
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