個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で3.4%安、フリー<4478>が同1.5%安、弁護士ドットコム<6027>が同6.1%安と軟調。売買代金上位では直近上場のSun Asterisk<4053>が過熱感から大きく値を崩し、バーチャルライブアプリで注目されていたイグニス<3689>も材料出尽くし感から売りが続いた。また、シャノン<3976>は決算を受けて急落し、週間のマザーズ下落率トップとなった。一方、コロナ禍で損益改善と報じられたBASE<4477>は同4.8%高、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を開始したアンジェス<4563>は同4.6%高と堅調。また、マイナンバー関連のITbookHD<1447>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力では日本マクドナルドHD<2702>が8月既存店売上の好調を受けて同2.0%高となり、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>も同11.0%高と上げが目立った。また、メディア・リンクス<6659>の人気が続き、週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、ワークマン<7564>が同2.4%安、セリア<2782>が同3.9%安と軟調で、日本テレホン<9425>などが下落率上位に顔を出した。
来週の新興市場では、米ハイテク株の動向睨みで神経質な相場展開が続きそうだが、マザーズ指数は底堅く推移するだろう。米ハイテク株はまだまだ不安定な展開を強いられているが、ここまでの上昇ピッチが急だっただけに「健全な調整」と受け止める向きが多いようだ。また、足元の株式市場では経済活動再開への期待が物色の手掛かりとなっているが、移動量の増加とともに新型コロナ感染者も増える状況から抜け出した国は多くない。「ウィズコロナ」を意識した新興株物色は根強く続くとみる。
来週は、9月14日にジェネレーションパス<3195>、GA technologies<3491>、スマレジ<4431>、サンバイオ<4592>、ブシロード<7803>、18日にALBERT<3906>などが決算発表を予定している。EC(電子商取引)サイト運営のジェネパは月次売上高が好調に推移。不動産テックのGATECHも成長期待が高い。ブシロードはイベント規制の緩和観測で動向が注目されそうだ。
IPO関連では、9月17日に雪国まいたけ<1375>が東証1部へ新規上場する。実質的に2015年以来、およそ5年ぶりの再上場となるが、投資ファンドの売出規模が大きい。業績こそコロナ禍中に堅調だが、需給懸念が先行する可能性がある。また、今週は日通システム<4013>(10月13日、マザーズ)、アースインフィニティ<7692>(10月16日、ジャスダック)の新規上場が発表されている。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
ALBERTのニュース一覧- 今週の【重要イベント】有効求人倍率、鉱工業生産、大納会 (12月26日~1月1日) 2022/12/25
- 来週の【重要イベント】有効求人倍率、鉱工業生産、大納会 (12月26日~1月1日) 2022/12/24
- 当社株式の上場廃止に関するお知らせ 2022/12/23
- 出来高変化率ランキング(13時台)~千葉興銀、日本アクアなどがランクイン 2022/12/20
- 出来高変化率ランキング(10時台)~クルーズ、豊和工などがランクイン 2022/12/20
マーケットニュース
- <動意株・20日>(前引け)=三桜工、オルツ、ウイルコHD (11/20)
- 日経平均20日前引け=反落、172円安の3万8242円 (11/20)
- ◎20日前場の主要ヘッドライン (11/20)
- IMVが大幅続伸で戻り高値払拭、振動試験世界トップの実力が防衛関連の側面でクローズアップ (11/20)
おすすめ条件でスクリーニング
ALBERTの取引履歴を振り返りませんか?
ALBERTの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。