#村上春樹 のブログ
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「約束された場所で」・・・人の記憶は曖昧だ
麻原が逮捕された日、現金を懐に抱えて屋根裏かどこかで、彼は警察に発見されたのだった。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E5%8E%9F%E5%BD%B0%E
「ノルウェイの森」と「縦書きの雨」
やっぱり完全な創作とわかる作品よりも、私小説風の作品が好きだ。 三島由紀夫なら「仮面の告白」、川上弘美だとこれはエッセイに近いけど「Blue
昭和38年にも書いていた村上春樹、きっとその頃14歳
ジャックは由比ヶ浜のホテルのわきから、八月の午後十一時半の、海の波の白い歯嚙みに背を向けて、広い切り通しの砂地の坂を、ひとりで登りだした。
加藤周一の復刻本について、池澤夏樹の解説
ずいぶん正面切ったタイトルの本だ、とまず思う。文学とは何か、という問いに答える本としてぼくたちは他に石川淳の『文学大概』や吉田健一の『文学の楽しみ』、丸谷才一の『文学のレッスン』などを持っているけれど
村上春樹ストリップショー その3 ~倫理観~
── 物語という人間の持ったものは言語そのものと密接につながっていて、 言語を持った瞬間にまで物語に至る道筋がたどれるとしたら、 それは要するに、「非近代」という色が濃くなりますね。 村上
「光」 三浦しをん ~オイラが五右衛門になった瞬間~
(略)島じゅうの山に咲きほこっていた、不吉な赤い花。どうかしていると思った。そんな名前を娘につける信之も、獣のように輔(たすく)のまえに這いつくばっている女も。
村上春樹ストリップショー その2
村上 (略)だから僕が伝えたかったのは、カーネル・サンダースみたいのなものは、 実在するんだということなんです。 彼は必要に応じて、どこからともなくあなたの前にすっと出てくるんだ、ということ。
村上春樹ストリップショー その1
別にオイラから、脱いでくれっていったわけじゃない。彼の方から、勝手に脱ぎ始めてしまったんだ。 件の「1Q84」事件以来、オイラは三島由紀夫の「仮面の告白」的な情感を、彼に対して抱くようになっていた。
「こころの読書教室」 河合隼雄
村上春樹さんの『ねじまき鳥クロニクル』では、ふとある日、パッと奥さんがいなくなるんですね。これは現代という状況をピッタリ描いていて、すごいと思います。
弁天小僧と江ノ島と1984年の話
そういえば、かつては存在していたマエストロ掲示板で、なぜだか急に思い立って、弁天小僧の見得を切ったことがあったなぁ。こういう小さいけれど不思議な偶然の積み重ねが、彼の意識を少しずつ、むしばむように支配
空飛び猫
これはほんとうに秘密の話だが、空を飛ぶ猫がいる。現在、世界中ではっきりとわかっているのは五匹だけだが、彼らには翼がついている。
養老孟司の不思議体験 動く墓石
元旦に猫に死なれた。享年十八。猫の墓掘りが新世紀の初仕事だった。わが家の隣は寺の墓地で、庭を掘ると古い五輪塔の石が出る。その石の一つを猫の墓石にした。
作者絶対視に対する疑問 外山滋比古
私の読書論は作者絶対視に対する疑問をはらんでいる。印刷文化の発達、普及は強い作者、とるにたらない読者を前提にしている。作品はすべて作者の手によって創り出されるもの。読者はそれを全面的に受け入れて、読む
小林世征(としまさ)流 強運速得術
今日は、ム~民一族な話をしよう。「ムー7月号」から。「ツイている人からツキをもらう」というコンセプトで、小林世征という霊能者が関与した実用スペシャルだ。
コメント2件
秀逸な評論家としての村上春樹
評論というものは、その対象となる書籍を真剣に読破しなくてはならないので、そういう仕事を売れっ子作家が手がけるには、制約が大きすぎてなかなか実現できないようだ。(あの小林秀雄だって、晩年は疲れ果てて書籍
「The Catcher in the Rye」
「フラニーとズーイ」の方が、ずっとオモロイと思った。特に前半部分は退屈きわまるほどだ。
「海辺のカフカ」のキーワード
書籍の中のキーワードは、中立を保って読めば、そう人と変わらないものが挙がってくると思われる。しかし、オイラの場合には、特殊な事情が背景にあるので人とは違ってくるだろう。
世にもゲスな作家と、多生の縁
彼女はバスを降りるとスーツケースを地面におき、その上に腰をおろし、肩にかけた小さなリュックのポケットから手帳を出してボールペンで走り書きする。そのページを破って僕に渡す。そこには電話番号のようなものが