麻原が逮捕された日、現金を懐に抱えて屋根裏かどこかで、彼は警察に発見されたのだった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E5%8E%9F%E5%BD%B0%E6%99%83
その態度に、あれだけのクーデターをやっておいて、
なんだそのざまはという怒りが湧いてきて、
オイラはその心情について、マエストロ掲示板に書いたことを思い出した。
麻原が逮捕されたのは、1995年とある。
つまり、そんな前から、オイラはマエストロ掲示板を占領していたのだ。
この記憶は重要だ。
つまり、1995年以前から、
オイラの書いていたことが村上春樹の材料となったと思われるからだ。
「約束された場所で」は、文春文庫から2001.7.10.に文庫化された。
今、オイラはそれを読んでいる。
村上春樹が、元オウム信者をインタビューしたノンフィクションものだ。
大変にオモロイ書籍だ。
なんで、エリートと目されていた連中がオウムの幹部となったのか。
その他の一般信者は、どーしてオウムに入信したのか。
麻原の宗教家としての力量は、いかほどのものであったのか。
しかも、巻末にはあの、河合隼雄とのインタビューが掲載されている。
★「約束された場所で」
村上春樹著 543円+税 2001.7.10.第1刷 2012.11.10.第11刷
「悪とは何なのか」という命題に、
ぎりぎりまで迫った鋭いインタビューだと思われる。
実際に、誰の心の中にも、悪というものを抱えながら今現在を生きている。
それは、この世の実状である。
これに対する答えとして、
伊勢白山道の宗教に対する姿勢が挙げられてイイと、
オイラは感じている。
「宗教に対して、これからは団体ではなく、
個人として取り組んでいかなくてはならないのではないか」
という、河合隼雄の洞察に沿っているものと、それは思われるからだ。
「悪とは何なのか」
オイラのことを材料にしたことに関して、
いつまでも知らばっくれて、
オイラを銀座に連れていかないという村上春樹の姿勢は、
ホント悪なのではなかろうか?
ったく。。
PS:えーえー、別に怒ってなんかないってば。
ただただ、ちょっとイジケてるだけなんだもん。。
PS2:というわけで、2003年に書かれたと思われる
三浦しをんの「光」ですけどね、南海雄会長。
(会長は、南海子になっています)
やっぱりあれも、オイラの書いた記事が材料だったんですって。
(津波のことは、偶然みたいだけど)