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チャートを素直に読むと上に抜ける可能性の方が高い

昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +6.58 @26,157.16, NASDAQ +54.97 @7,964.24)。ドル円為替レートは111円前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が814に対して、下落銘柄数は1,222となった。騰落レシオは93.49%。東証1部の売買代金は2兆545億円。

TOPIX -1 @1,607
日経平均 +24円 @21,711円

日本国内の材料不足からTOPIXも日経平均も小動きだった。日経平均の高値と安値の幅はわずか93円だった。強いて特徴を挙げれば、米長期金利の低下を嫌気して銀行などの金融株が売られ、食料品や医薬品などがディフェンシブ銘柄として買われた。

EUは英国の離脱期限を10月31日まで再延期すると発表した。市場では「想定の範囲内」として影響は限定的だった。欧州経済に大打撃となる「合意なき離脱」はひとまず遠のいたが、市場からは「問題の先送り」と受けとめられた。欧州景気の失速という懸念は根強く、欧州関連とされる銘柄(三菱自動車、NTN、ニコン、マキタなど)は低迷している。決められない英議会に対する不信感が高まっている。ユーロ圏のPMIなどの景気指標は低迷しており、現在の景気と株価の下支え材料は欧州中央銀行(ECB)による金融緩和の継続だけである。

日経平均の日足チャートを見ると、下から上向きの60日移動平均線、その上にほぼ横向きの25日移動平均線、さらにその上に上向きの10日移動平均線が走っており、株価は10日移動平均線の上で推移している。そして、4月8日の戻り高値@21,900円が上値抵抗線として株価の頭を抑える構図となっている。ざっくり言って、2月13日以降は22,000円と21,000円の間を上下するレンジ相場が続いている。上に抜けるか下に抜けるかが問題だが、チャートを素直に読むと上に抜ける可能性の方が高い。しかし、相場は突然、不測の大きな材料が飛び出してきてそれまでのベクトルの方向が急転換することはよくある。目先は上方向だろうと見当をつけてポジションを持ちながらも、常に下振れにも心と建玉の準備をしておく必要がある。これができることが「技術」である。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、不動産(1位)、銀行(2位)、鉄鋼(3位)、証券(4位)、鉱業(5位)となった。

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