大引けの日経平均は前週末比2.00円高の29685.37円となった。東証1部の売買高は9億1823万株、売買代金は2兆0601億円だった。業種別では、海運業、金属製品、ゴム製品が上昇率上位だった。一方、空運業、陸運業、不動産業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の46%、対して値下がり銘柄は50%となった。
個別では、東エレク<8035>が堅調だったほか、レーザーテック<6920>やルネサス<6723>が4%超、SUMCO<3436>が5%超の上昇。SUMCOが新工場建設を検討していると報じられ、世界的な半導体不足が意識されたようだ。ルネサスは那珂工場が生産再開したと伝わっている。また、13日上場の紀文食品<2933>が連日の大幅高で東証1部上昇率トップとなり、前期業績の修正や増配が好感されたイワキポンプ<6237>はストップ高を付けた。一方、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>はさえない。英ファンドの買収提案を当面保留すると伝わった東芝
<6502>は4%超下落し、前週末に一部報道を受けて賑わったスクエニHD<9684>も会社側の否定コメントを受けて売りが先行。また、前期業績を下方修正したIRJ−HD<
6035>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
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