大引けの日経平均は前日比110.70円高の23850.57円となった。なお、オプション1月物の特別清算指数(SQ)は23857.19円。東証1部の売買高は10億9160万株、売買代金は2兆1678億円だった。業種別では、鉱業、医薬品、海運業が上昇率上位だった。一方、繊維製品、電気・ガス業、水産・農林業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の45%、対して値下がり銘柄は50%となった。
個別では、前日に決算発表した安川電<6506>と7&iHD<3382>が3%を超える上昇となった。安川電は朝方マイナスに転じる場面もあったが、売り一巡後は堅調に推移。
ファナック<6954>など他の設備投資関連株にも買いが波及した。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、東エレク<8035>などが堅調。好決算のSHIFT<3697>や自社株買い発表の島忠<8184>、投資判断の新規付与が観測されたトプコン<7732>などは急伸し、ヤマシタヘルス<9265>は連日の大幅高で東証1部上昇率トップとなった。一方、業績下方修正のファーストリテ<9983>が2%超下落し、1銘柄で日経平均を約64円押し下げた。トヨタ自<7203>やキーエンス<6861>は小幅に下落。決算発表の乃村工芸<9716>やイオンモール<8905>は売りがかさんだ。また、象印マホービン<7965>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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