【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、米株高や円安でリスク選好の買い継続 (7月3日)
日経平均株価
始値 40225.83
高値 40694.21(14:37)
安値 40172.85(09:01)
大引け 40580.76(前日比 +506.07 、 +1.26% )
売買高 16億9035万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆3443億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は500円超の大幅高で4日続伸
2.米株市場はナスダック、S&P500が最高値
3.1ドル161円台後半の円安進行が追い風材料
4.途中伸び悩むも買い直され、一時600円超高
5.海外投資家の買いもTOPIXは最高値届かず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比162ドル高と続伸した。FRBによる利下げ観測が高まったことに買い安心感が広がり主力株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、リスクオンの地合いが加速、日経平均株価は一時600円を超える上昇で4万円トビ台後半まで水準を切り上げる場面があった。
3日の東京市場は、前日の米株高を受けリスク選好ムードが一段と強まり、日経平均は続急伸。取引終盤に4万700円近くまで駆け上がる場面があった。大引けも500円あまりの上昇をみせ4万500円台で着地、直近4営業日で1200円以上も水準を切り上げている。前日の米国株市場では米長期金利の低下を背景にハイテク株中心に買いが続き、ナスダック総合株価指数が最高値を連日更新したほか、S&P500指数も最高値をつけた。また、外国為替市場では円売りの動きが強まり、1ドル=161円台後半の円安となった。米株高と円安を背景に海外投資家の買いがハイテクセクターに流入し、全体相場を押し上げる格好に。今週末に6月の米雇用統計発表を控え、前場は持ち高調整の売りで伸び悩む場面もあったが、後場に入ると買い直される展開。TOPIXの方はやや動きが鈍く最高値更新はならなかった。
個別では、売買代金トップとなった三菱重工業<7011>が8連騰で連日の上場来高値。ディスコ<6146>も商いを膨らませ大幅高、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が値を上げ、ソフトバンクグループ<9984>も堅調だった。キーエンス<6861>が上値を伸ばし、村田製作所<6981>も買われた。霞ヶ関キャピタル<3498>はストップ高となり、日本冶金工業<5480>が急騰。このほか太陽誘電<6976>が値を飛ばし、オプトラン<6235>、ビジョナル<4194>なども高い。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、トヨタ自動車<7203>が冴えず、日立製作所<6501>も売りに押された。東京海上ホールディングス<8766>が軟調、NTTデータグループ<9613>も下落した。ニデック<6594>も安い。日本金銭機械<6418>が大幅安となり、松屋<8237>の下げも目立った。ギフトホールディングス<9279>、双葉電子工業<6986>なども下値を試す展開に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、TDK <6762>、アドテスト <6857>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約267円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はNTTデータ <9613>、スズキ <7269>、東京海上 <8766>、ブリヂストン <5108>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約24円。
東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)機械、(2)海運業、(3)その他金融業、(4)化学、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)ゴム製品、(3)鉱業、(4)保険業、(5)銀行業。
■個別材料株
△アールプラン <2983> [東証G]
25年1月期業績及び配当予想を上方修正。
△霞ヶ関C <3498> [東証P]
9~5月期大幅増収増益を好感。
△冶金工 <5480> [東証P]
大和証券が投資判断を「3→2」に格上げ。
△ルネサス <6723> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価を引き上げ。
△弁護士COM <6027> [東証G]
東海東京が「アウトパフォーム」目標株価6200円でカバレッジ開始。
△大黒屋 <6993> [東証S]
中期経営計画を材料視。
△三菱重 <7011> [東証P]
トランプ返り咲きのシナリオに乗り投資資金攻勢続く。
△サイゼリヤ <7581> [東証P]
6月既存店売上高が32カ月連続前年上回る。
△Gダイニング <7625> [東証S]
6月国内既存店売上高20.1%増。
△東邦HD <8129> [東証P]
3Dインベストメントの買い増し判明を思惑視。
▼i-plug <4177> [東証G]
6月受注高が前年実績下回る。
▼放電精密 <6469> [東証S]
第1四半期営業損益は黒字転換も材料出尽くし感強まる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)霞ヶ関C <3498>、(2)冶金工 <5480>、(3)A&Dホロン <7745>、(4)太陽誘電 <6976>、(5)オプトラン <6235>、(6)スクリン <7735>、(7)ビジョナル <4194>、(8)東洋証券 <8614>、(9)三菱重 <7011>、(10)村田製 <6981>。
値下がり率上位10傑は(1)日金銭 <6418>、(2)松屋 <8237>、(3)ギフトHD <9279>、(4)大阪ソーダ <4046>、(5)双葉電 <6986>、(6)理想科学 <6413>、(7)泉州電 <9824>、(8)日東工器 <6151>、(9)福井銀 <8362>、(10)ツガミ <6101>。
【大引け】
日経平均は前日比506.07円(1.26%)高の4万0580.76円。TOPIXは前日比15.56(0.54%)高の2872.18。出来高は概算で16億9035万株。東証プライムの値上がり銘柄数は980、値下がり銘柄数は616となった。東証グロース250指数は653.03ポイント(6.99ポイント高)。
[2024年7月3日]
株探ニュース
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