大引けの日経平均は前営業日比175.23円高の23861.21円となった。東証1部の売買高は13億9577万株、売買代金は2兆6061億円だった。業種別では、情報・通信業、その他金融業、電気機器が上昇率上位だった。一方、ゴム製品、建設業、電気・ガス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の37%、対して値下がり銘柄は59%となった。
個別では、前述のソフトバンクGが売買代金トップで12%近い上昇となり、1銘柄で日経平均を約132円押し上げた。米連邦地裁が同社傘下の米スプリントと同業TモバイルUSの合併計画を容認したと報じられている。半導体関連株も上げが目立ち、東エレク<8035>が3%超、アドバンテス<6857>が4%超の上昇。目標株価引き上げ観測の村田製<6981>は2%の上昇となった。その他ではソニー<6758>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>などがしっかり。決算発表銘柄ではアイフル<8515>などが急伸し、大幸薬品<4574>やMDV<3902>はストップ高水準で取引を終えた。一方、三菱UFJ<8306>などが軟調で、任天堂<7974>や資生堂<4911>は小安い。飯田GHD<3291>やサンドラッグ<9989>は決算発表を受けて大きく売られ、ソウルドアウト<6553>が東証1部下落率トップとなった。
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