日経平均;29118.28;+90.34TOPIX;1918.16;+0.48
[寄り付き概況]
10日の日経平均は90.34円高の29118.28円と続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は30.30ドル高の31832.74ドル、ナスダックは464.66ポイント高の13073.82で取引を終了した。経済協力開発機構(OECD)が2021年世界、米国経済の成長見通しを引き上げたほか、1.9兆ドル規模の追加経済対策案が数日中に成立する見込みとなったため期待感から寄り付き後、上昇。懸念されていた3年債入札も好調な結果となり米国債相場が堅調に推移し、長期金利の上昇が一段落したためハイテクも持ち直し、終日堅調に推移した。ダウは連日で日中取引で史上最高値を更新した。
米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の海外市場で米長期金利の上昇が一服し、このところ不安定な動きとなっていたナスダックが昨日は大きく上昇し、東京市場の株価支援要因となった。また、昨日発表された2月の工作機械受注額(速報値)が前年同月比36.7%増となったことも安心感となった。一方、昨日の米国市場でダウ平均が取引終了にかけて急速に伸び悩んだことに加え、外為市場で1ドル=108円60銭前後と昨日15時頃と比べ50-60銭ほど円高・ドル安に振れたことなどが株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、今日は日本時間10時30分に2月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。
セクター別では、電気機器、その他製品、情報・通信業、機械、医薬品などが値上がり率上位、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品、海運業、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンク<9434>、ソニー<6758>、東エレク<8035>、任天堂<7974>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、ファナック<6954>、マネックスG<8698>、村田製<6981>、テルモ<4543>、ルネサス
<6723>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、日立<6501>、ホンダ<7267>、ENEOS<5020>、三菱自<7211>、東電力HD<9501>、三井物産<8031>、JR東海<9022>、アサヒ<2502>などが下落している。
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