日経平均株価
始値 29469.65
高値 29570.42(10:05)
安値 29444.45(09:07)
大引け 29499.28(前日比 +196.62 、 +0.67% )
売買高 9億5984万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1145億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、前日の先物主導の急落の反動で買い優勢
2.為替市場では1ドル=115円台の円安進行が輸出株に追い風
3.本日の米株市場が感謝祭で休場のため全体相場は薄商い
4.アジア株は高安まちまち、米株先物が堅調推移で安心感も
5.主力株買われるも全体は値上がりより値下がり銘柄数多い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比9ドル安と3日ぶりに小反落した。感謝祭の祝日を控えて見送り気分が強いなか、長期金利の上昇一服で金融株が売られた。
東京市場では、日経平均株価が反発した。前日に大幅安に売られた反動でリバウンドに転じたが、戻り売りに押され上げ幅は限定的だった。
25日の東京市場は、、前日に日経平均が先物主導で急落した反動もあって主力株を中心に買い戻される流れとなった。外国為替市場では1ドル=115円台での推移と円安に振れたことも輸出セクター中心にポジティブに働いた。前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開で方向感の見えにくい地合いだったが、日本時間今晩の米国株市場が感謝祭による休場ということもあって、東京市場でも海外投資家の売買が低調となり全体商いもボリュームを欠いた。取引時間中はアジア株市場は高安入り混じる状況だったが、米株価指数先物が堅調な値動きを示したことは、市場センチメントの改善につながった。ただ、東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を超え、値下がりの方が多かった。売買代金は2兆1000億円台と約3ヵ月ぶりの低水準。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり。東京エレクトロン<8035>が堅調でソニーグループ<6758>も買いが優勢。ファナック<6954>も上値を追った。ファーストリテイリング<9983>が上昇し、塩野義製薬<4507>も値を上げた。三井住友フィナンシャルグループ<8316>が頑強な値動き。東洋電機製造<6505>がストップ高に買われ、フロンティア・マネジメント<7038>も値を飛ばした。ノーリツ鋼機<7744>が大幅高、低位ではFIG<4392>も大きく買われた。
半面、売買代金で群を抜くレーザーテック<6920>はやや売り物に押される展開となり、ANAホールディングス<9202>が安く、リクルートホールディングス<6098>なども軟調。ニトリホールディングス<9843>の下げも目立つ。アルコニックス<3036>が急落、OKK<6205>はストップ安に売られた。クックパッド<2193>が大きく利食われたほか、サインポスト<3996>、マーケットエンタープライズ<3135>、ペッパーフードサービス<3053>なども大きく値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、SBG <9984> 、テルモ <4543> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約109円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、スズキ <7269> 、NTTデータ <9613> 、味の素 <2802> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約31円。うち17円はリクルート1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)鉱業、(3)陸運業、(4)電気・ガス業、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)パルプ・紙、(3)食料品、(4)ゴム製品、(5)サービス業。
■個別材料株
△フィット <1436> [東証M]
同業他社のM&Aで業容拡大期待。
△旭化成 <3407>
「世界最大級の水素製造装置を25年に商用化」との報道。
△ラキール <4074> [東証M]
福田組 <1899> が働き方改革に向けて「LaKeel BI」を採用。
△ビープラッツ <4381> [東証M]
ユニシス <8056> とサブスクビジネスで協業。
△塩野義 <4507>
ベトナム保健省と感染症対策に関する基本合意書を締結。
△フューチャー <4722>
12月末を基準日として1→2の株式分割を実施。
△東洋電 <6505>
「循環型波力揚水発電の実用化」との報道。
△ポート <7047> [東証M]
「エネチョイス」運営のINEを子会社化。
△カーチスHD <7602> [東証2]
ファンドを活用したリースバック事業を開始。
△GRCS <9250> [東証M]
DX投資需要追い風に成長期待で人気。
▼アルコニクス <3036>
公募増資実施による希薄化や需給悪化懸念。
▼ANAHD <9202>
1500億円のユーロ円CB発行で希薄化へ警戒感。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)東洋電 <6505> 、(2)フロンティM <7038> 、(3)ノーリツ鋼機 <7744> 、(4)FIG <4392> 、(5)フューチャー <4722> 、(6)駒井ハルテク <5915> 、(7)エラン <6099> 、(8)白銅 <7637> 、(9)イーレックス <9517> 、(10)ジェイリース <7187> 。
値下がり率上位10傑は(1)アルコニクス <3036> 、(2)OKK <6205> 、(3)ティアック <6803> 、(4)クックパッド <2193> 、(5)アステリア <3853> 、(6)ランド <8918> 、(7)マーケットE <3135> 、(8)サインポスト <3996> 、(9)バリューHR <6078> 、(10)ペッパー <3053> 。
【大引け】
日経平均は前日比196.62円(0.67%)高の2万9499.28円。TOPIXは前日比6.57(0.33%)高の2025.69。出来高は概算で9億5984万株。東証1部の値上がり銘柄数は1013、値下がり銘柄数は1073となった。日経ジャスダック平均は3986.55円(10.18円安)。
[2021年11月25日]
株探ニュース
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