東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が990に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、海運、石油石炭、水産農林、銀行など20業種が上昇。一方、その他製品、精密機器、ゴム製品など13業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク、トレンド<4704>、TDK<6762>、セコム<9735>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、リクルートHD<6098>が軟調だった。
前日の米国市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「必要なら利上げをためらわない」などと発言したことで、金融引き締めの長期化観測が改めて意識され、主要株価指数が下落したことが嫌気された。また、前日に決算を発表したソフトバンクGやホンダ、ソニーG<6758>、日産自<7201>が値を崩したことも投資マインドを悪化させ、日経平均の下げ幅は一時300円を超える場面もあった。ただし、売り一巡後は底堅さが見られており、後場に入ると徐々に下げ渋りを見せた。
日経平均は前日の上昇の反動などから反落して終わったものの、先行きを期待する向きは多い。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が日本株への再投資することへの期待が相場を支えることになりそうだ。関係者からは、直近でバフェット氏の投資会社が直近でこれまで保有している商社株を買い増した形跡はみられない。このため、商社株以外の銘柄を買っていることが判明すれば、米国投資家への波及効果が期待され、海外勢の買い姿勢が強まることが想定されよう。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
日産自のニュース一覧- 前日に動いた銘柄 part2 ニトリHD、メタプラネット、歯愛メディカルなど 2024/08/27
- 株価指数先物【引け後】 3万8000円水準で押し目狙いのロング対応 2024/08/26
- [PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇66銘柄・下落43銘柄(通常取引終値比) 2024/08/26
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇64銘柄・下落67銘柄(通常取引終値比) 2024/08/26
- 日経平均は3日ぶりに反落、円高が重しも下げ渋り38000円台維持 2024/08/26
マーケットニュース
日産自動車の取引履歴を振り返りませんか?
日産自動車の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。