大引けの日経平均は前週末比298.55円高の22169.11円となった。東証1部の売買高は12億2562万株、売買代金は2兆3924億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、鉱業、倉庫・運輸関連業、保険業、機械、非鉄金属が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の89%、対して値下がり銘柄は9%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで連日の年初来高値更新。引き続き投資先である米ウーバーテクノロジーズの上場申請が材料視されたようだ。米金融株高を受けて三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>が買われ、中国景気に対する懸念後退からキーエンス<6861>や安川電<6506>の上げも目立った。その他売買代金上位では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>
などが堅調。国内販売網の再編が報じられたルネサス<6723>などは急伸し、決算が好感されたベイカレント<6532>は東証1部上昇率トップとなった。一方、検査不正によるリコール(回収・無償修理)実施と特別損失の計上を発表したスズキ<7269>は売り先行。前週末に建築基準の不適合を公表した大和ハウス<1925>は大幅続落した。また、決算発表のGunosy<6047>やディップ<2379>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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