大引けの日経平均は前日比103.77円高の22614.25円となった。東証1部の売買高は11億3815万株、売買代金は1兆9846億円だった。売買代金は1カ月ぶりに2兆円を割り込んだ。業種別では、石油・石炭製品、非鉄金属、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、陸運業、水産・農林業、不動産業が下落率上位だった。
個別では、信越化<4063>が4%近い上昇。米国に塩化ビニール樹脂の新工場を建設するなどと報じられており、本日発表予定だった決算に期待する向きもあったようだ。ファナック<6954>やコマツ<6301>といった中国関連株は前日に続き買われ、エーザイ<4523>は急反発した。非鉄市況の上昇を受けて住友鉱<5713>なども上げ目立つ。その他売買代金上位では任天堂<7974>やソニー<6758>がしっかり。また、業績上方修正のブロドリーフ<3673>がストップ高水準まで買われ、東証1部上昇率トップとなった。一方、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>などが小安い。ファーストリテ<9983>は3日続落。第1四半期決算を発表した三菱自<7211>は4%近く下げた。また、取引時間中に決算発表したSMK<6798>が急落し、東証1部下落率トップとなった。
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