日経平均株価
始値 18183.47
高値 18184.46(09:00)
安値 16690.60(10:21)
大引け 17431.05(前日比 -1128.58 、 -6.08% )
売買高 34億5938万株 (東証1部概算)
売買代金 4兆8923億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は1128円安と大幅に3日続落、一時1万7000円台を割る
2.12日のNYダウは2352ドル安と過去最大の下げ幅に
3.日経平均は終値で16年11月以来、3年4ヵ月ぶりの水準に下落
4.ソニーや任天堂、SBG、東エレク、三菱UFJなど主力株が軒並み安
5.新型コロナの検査薬キット販売が好感されクラボウがストップ高
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは2352ドル安と急落し下げ幅は過去最大となった。トランプ米大統領が「英国を除く欧州からの渡航を30日間制限する」と発表。これに伴う経済活動の縮小懸念が高まり、全面安となった。
東京市場では、日経平均株価は全面安状態。一時1800円を超す下げ幅となり、1万7000円割れとなる場面があった。
13日の東京市場は、NYダウが2352ドル安と過去最大の下げ幅となったことが嫌気され、寄り付きから大量の売り物を浴び、日経平均は急落した。前場には、一時1万6690円まで値を下げる場面があった。後場に入りNYダウ先物の上昇などを受け、一時下げ幅は約400円まで縮小したが、引けにかけて再び売りが膨らみ、結局1100円を超す下落となり取引を終えた。16年11月以来、3年4ヵ月ぶりの水準となる。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、ソニー<6758>、任天堂<7974>といった主力株が大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といった銀行株が売られ、東京エレクトロン<8035>やキヤノン<7751>などハイテク株も軒並み安となった。三井不動産<8801>や三菱地所<8802>など不動産株が急落した。
半面、新型コロナウイルスの検査薬キットの販売が好感されたクラボウ<3106>がストップ高。前田建設工業<1824>による敵対的TOBが成立した前田道路<1883>が値を上げた。アンリツ<6754>やヤクルト本社<2267>が堅調。アンジェス<4563>やメディシノバ・インク<4875>といったバイオ関連株が急伸した。
日経平均採用で上昇したのは2銘柄のみで、プラス寄与の上位からアステラス <4503> 、三菱ケミHD <4188> 。押し上げ効果は合計で約4円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、東エレク <8035> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約290円。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)ゴム製品、(3)情報・通信業、(4)鉄鋼、(5)電気機器。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉱業、(2)不動産業、(3)空運業、(4)水産・農林業、(5)海運業。
■個別材料株
△クラボウ <3106>
15分で感染有無調べるコロナ検査薬キットを発売。
△シャノン <3976> [東証M]
11-1月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
△エコモット <3987> [東証M]
ウェアラブル端末で発熱疑いの人物を検知可能とするシステムを開発。
△アンジェス <4563> [東証M]
新型コロナウイルス向けワクチンの共同開発にダイセル <4202> が参画。
△アイモバイル <6535>
今期経常を2.5倍上方修正。
△アンリツ <6754>
クレディ・スイス証券が目標株価を2880円に引き上げ。
▼GAテクノ <3491> [東証M]
第1四半期は営業損益が赤字転落。
▼エディア <3935> [東証M]
非開示だった前期最終は赤字縮小へ。
▼ラクスル <4384>
上半期は営業赤字に転落。
▼鎌倉新書 <6184>
今期経常は36%減益へ。
▼MrMax <8203>
20年2月期営業利益は計画下振れ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)クラボウ <3106> 、(2)サイバーリン <3683> 、(3)アグロカネシ <4955> 、(4)クボテック <7709> 、(5)前田道 <1883> 、(6)スバル <9632> 、(7)東邦システム <4333> 、(8)オルトP <3672> 、(9)大倉工 <4221> 、(10)アンリツ <6754> 。
値下がり率上位10傑は(1)ドリームI <4310> 、(2)ダントーHD <5337> 、(3)ラクスル <4384> 、(4)CKサンエツ <5757> 、(5)セレス <3696> 、(6)オハラ <5218> 、(7)井筒屋 <8260> 、(8)シンシア <7782> 、(9)鎌倉新書 <6184> 、(10)丹青社 <9743> 。
【大引け】
日経平均は前日比1128.58円(6.08%)安の1万7431.05円。TOPIXは前日比66.18(4.98%)安の1261.70。出来高は概算で34億5938万株。東証1部の値上がり銘柄数は64、値下がり銘柄数は2099となった。日経ジャスダック平均は2783.78円(172.10円安)。
[2020年3月13日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
アンリツのニュース一覧- Y.I.C. Technologies社と提携し、EMC測定ソリューションを確立 2024/11/11
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 東電HD、アドテスト、OLC (10月30日発表分) 2024/10/31
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 東電HD、アドテスト、OLC (10月30日発表分) 2024/10/31
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/10/30 2024/10/30
- 2025年3月期第2四半期(中間期)業績概要(決算説明会資料) 2024/10/30
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
アンリツの取引履歴を振り返りませんか?
アンリツの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。