個別では、メルカリ<4385>が週間で1.9%安、ミクシィ<2121>が同1.4%安となる一方、サンバイオ<4592>が同1.8%高となるなどマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった。ラクスル<4384>は決算が好感されて同19.7%高と急伸。売買代金上位ではバイオ株のオンコリスバイオファーマ<4588>やナノキャリア<4571>が大きく買われた。また、窪田製薬HD<4596>が週間のマザーズ上昇率トップだった。米航空宇宙局(NASA)との共同事業に期待した買いが続いたようだ。一方、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>などは軟調で、ベストワンドットコム<6577>が下落率トップだった。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同7.0%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同4.7%高と堅調。売買代金上位では、中国で関節リウマチ治療薬に係る特許査定を受けたカルナバイオサイエンス<4572>などに物色が向かった。また、ケイブ<3760>などが週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。反面、エムティジェネックス<9820>は手仕舞い売りがかさんで値を崩し、下落率トップとなった。なお、先週は4社が新規上場し、3月のIPOラッシュが本格的にスタートした。3月13日上場のサーバーワークス<4434>は公開価格の約3.8倍、15日上場のカオナビ<4435>は約2.0倍となる高い初値を付けた。年初からここまで10社連続で初値が公開価格を上回っている。
今週の新興市場では、引き続き中小型の材料株やテーマ株物色が活発となりそうだ。日経平均は21500円近辺でややこう着感を強めており、個人投資家は値動きの軽い中小型株でより大きな値幅を狙う動きを見せている。IPOラッシュが続き、新規上場銘柄も引き続き活況となりそうだ。ただ、世界経済の減速懸念など外部環境に不安を抱え、マザーズ指数も右肩上がりの上昇までは期待しにくい。祝日を挟むことも投資家動向に影響を与えるだろう。
5月1日の改元が迫り、関連銘柄とされるAmidAHD<7671>への物色が引き続き活発だ。決算を挟み成長期待が続くラクスルも、改元に伴う印刷需要の増加が想定され、関連銘柄として注目したい。ほかにHEROZ<4382>、メドピア<6095>などテーマ性のある銘柄は循環物色の流れが続く。なお、今週は3月22日にオプトエレクトロニクス<6664>が決算発表を予定している。
IPO関連では、共栄セキュリティーサービス<7058>(3月18日)など5社が新規上場する。特に19日は3社同時となるため、初値買い資金の分散を想定する必要がある。しかし、個人投資家になじみのあるミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>を中心に買いを集めそうだ。また、20日上場のギークス<7060>もIT人材仲介ベンチャーとして比較的注目度が高く、動向を注視したい。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
ハーモニックのニュース一覧- 週間ランキング【値下がり率】 (11月22日) 2024/11/23
- 東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、リミックス、スピーがS高 2024/11/22
- [Delayed]Difference Between the Financial Results Forcast and th Actual Results for the 1st Half, Revision to the Financial Results For FY2025 2024/11/21
- [Delayed]Consolidated Financial Results for the Six Months Ended September 30, 2024 [Japanese GAAP] 2024/11/21
- 2025年3月期 第2四半期(中間期)アナリスト向け決算説明会の書き起こし公開のお知らせ 2024/11/20
マーケットニュース
- 10時の日経平均は166円高の3万9442円、アドテストが69.18円押し上げ (12/05)
- <注目銘柄>=ウネリー、リカーリング顧客数が順調に伸びる (12/05)
- 三菱重が3週間ぶり上場来高値更新、防衛関連株の中核銘柄で売買代金も首位 (12/05)
- トゥルーDが急伸、AI販促ソリューションをウエルシアが採用◇ (12/05)
おすすめ条件でスクリーニング
ハーモニック・ドライブ・システムズの取引履歴を振り返りませんか?
ハーモニック・ドライブ・システムズの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。