*12:54JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は反発、ファーストリテが1銘柄で約21円分押し上げ
10日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり178銘柄、値下がり46銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は反発。134.62円高の32338.95円(出来高概算8億6096万株)で前場の取引を終えている。
9日の米株式市場でダウ平均は191.13ドル安(-0.54%)と続落、ナスダック総合指数も-1.16%と続落。イタリア政府が銀行の追加課税案について一部緩和を発表、欧州株の反発に連れて買いが先行した。ただ、10日に発表される消費者物価指数(CPI)を警戒した売りに押され、下落に転じた。原油市況の上昇も先行き警戒感を誘った。米株安を受けて、8月限オプション取引の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買などが交錯するなか、日経平均は188.37円安からスタート。ただ、為替の円安進行や時間外取引のナスダック100指数先物の堅調推移を背景にすぐに切り返すと、その後は前引けまで一本調子で値を切り上げ、プラス圏に浮上して前場を終えている。なお、SQ値は概算で32013.86円。
個別では、業績・配当予想の上方修正と自社株買いを発表したINPEX<1605>が急伸し、第1四半期の好決算や株式分割を発表したホンダ<7267>も大幅に上昇。ほか決算関連では第1四半期決算から業績予想を上方修正した日本板硝子<5202>、ロート製薬<4527>、日本空港ビルデング<9706>、第1四半期が好スタートとなった長野計器<7715>、千葉興業銀行<8337>、武蔵精密工業<7220>、今期増益見通し及び中期経営計画の見直しが評価されたやまみ<2820>、4-6月期の営業黒字転換や新中計の発表が材料視されたコカBJH<2579>、上半期が計画比で上振れ着地となり自社株買いも発表したネクソン<3659>、上半期が大幅に上振れたメック<4971>、業績予想を上方修正した東洋炭素<5310>などが急伸している。
決算以外では、中国が日本行きの団体旅行を解禁する方針と伝わり、三越伊勢丹<3099>、高島屋<8233>、パンパシHD<7532>、ラウンドワン<4680>、マツキヨココカラ<3088>、エアトリ<6191>などのインバウンド関連が前日に続き、大幅高となった。
一方、第1四半期はほぼ想定線も半導体や映画事業の不振などが嫌気されたソニーG<6758>、第1四半期が2桁減益で市場予想を大幅に下回ったオリンパス<7733>、第1四半期が2桁減益決算で低い進捗率となった三菱マテリアル<5711>、減益基調が続いたサントリーBF<2587>、4-6月期営業利益が市場予想を下回ったコーセー<4922>などが大きく下落。増益決算と利益予想の上方修正を発表したJMDC<4483>はインダストリー向けの伸び率鈍化が嫌気されたか大幅安。ほか、決算関連では第1四半期が大幅増益も計画据え置きが失望された円谷フィールズHD<2767>、第1四半期好決算もサプライズに乏しく出尽くしにつながったじげん<3679>、第1四半期の低い進捗率が嫌気されたシンクロ・フード<3963>、業績予想を下方修正したグローブライト<7990>、減益決算が嫌気されたオプトラン<6235>などが急落。
セクターでは鉱業、石油・石炭、保険が上昇率上位に並んだ一方、精密機器、電気機器、サービスが下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は34%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約21円押し上げた。同2位はセコム<9735>となり、ネクソン<3659>、ホンダ<7267>、富士フイルム<4901>、信越化<4063>、KDDI<9433>、などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約40円押し下げた。同2位はオリンパス<7733>となり、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、などがつづいた。
*11:32現在
日経平均株価 32338.95(+134.62)
値上がり銘柄数 178(寄与度+317.76)
値下がり銘柄数 46(寄与度-183.15)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 34090 210 +21.35
<9735> セコム 10205 593 +20.10
<3659> ネクソン 2748 239 +16.20
<7267> ホンダ 4640 229 +15.52
<4901> 富士フイルム 8377 431 +14.61
<4063> 信越化 4620 65 +11.01
<9433> KDDI 4179 54 +10.98
<6367> ダイキン工 25315 295 +10.00
<9613> NTTデータG 1873 56.5 +9.57
<4503> アステラス薬 2224.5 46.5 +7.88
<2502> アサヒ 5647 231 +7.83
<6954> ファナック 4176 42 +7.12
<4568> 第一三共 4391 70 +7.12
<6762> TDK 5089 68 +6.91
<6273> SMC 71340 1850 +6.27
<7203> トヨタ自 2427 31.5 +5.34
<1605> INPEX 2119.5 305 +4.13
<6988> 日東電 9949 121 +4.10
<6971> 京セラ 7392 58 +3.93
<8058> 三菱商事 7185 100 +3.39
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 20360 -400 -40.67
<7733> オリンパス 1994 -256.5 -34.77
<6857> アドバンテス 17975 -405 -27.45
<6098> リクルートHD 4633 -209 -21.25
<6758> ソニーG 12425 -560 -18.98
<4543> テルモ 4334 -92 -12.47
<7832> バンナムHD 3350 -49 -4.98
<7741> HOYA 16330 -145 -2.46
<7731> ニコン 1566.5 -69.5 -2.36
<9147> NXHD 7855 -507 -1.72
<6976> 太陽誘電 4071 -49 -1.66
<2432> ディーエヌエー 1535 -130 -1.32
<6902> デンソー 9798 -37 -1.25
<6981> 村田製 8163 -45 -1.22
<7735> スクリーンHD 14490 -170 -1.15
<6753> シャープ 857 -26.7 -0.90
<2413> エムスリー 3046 -10 -0.81
<5711> 三菱マ 2366 -224.5 -0.76
<6479> ミネベア 2544 -21.5 -0.73
<5301> 東海カーボ 1148.5 -19 -0.64
<CS>
日経平均は反発。134.62円高の32338.95円(出来高概算8億6096万株)で前場の取引を終えている。
9日の米株式市場でダウ平均は191.13ドル安(-0.54%)と続落、ナスダック総合指数も-1.16%と続落。イタリア政府が銀行の追加課税案について一部緩和を発表、欧州株の反発に連れて買いが先行した。ただ、10日に発表される消費者物価指数(CPI)を警戒した売りに押され、下落に転じた。原油市況の上昇も先行き警戒感を誘った。米株安を受けて、8月限オプション取引の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買などが交錯するなか、日経平均は188.37円安からスタート。ただ、為替の円安進行や時間外取引のナスダック100指数先物の堅調推移を背景にすぐに切り返すと、その後は前引けまで一本調子で値を切り上げ、プラス圏に浮上して前場を終えている。なお、SQ値は概算で32013.86円。
個別では、業績・配当予想の上方修正と自社株買いを発表したINPEX<1605>が急伸し、第1四半期の好決算や株式分割を発表したホンダ<7267>も大幅に上昇。ほか決算関連では第1四半期決算から業績予想を上方修正した日本板硝子<5202>、ロート製薬<4527>、日本空港ビルデング<9706>、第1四半期が好スタートとなった長野計器<7715>、千葉興業銀行<8337>、武蔵精密工業<7220>、今期増益見通し及び中期経営計画の見直しが評価されたやまみ<2820>、4-6月期の営業黒字転換や新中計の発表が材料視されたコカBJH<2579>、上半期が計画比で上振れ着地となり自社株買いも発表したネクソン<3659>、上半期が大幅に上振れたメック<4971>、業績予想を上方修正した東洋炭素<5310>などが急伸している。
決算以外では、中国が日本行きの団体旅行を解禁する方針と伝わり、三越伊勢丹<3099>、高島屋<8233>、パンパシHD<7532>、ラウンドワン<4680>、マツキヨココカラ<3088>、エアトリ<6191>などのインバウンド関連が前日に続き、大幅高となった。
一方、第1四半期はほぼ想定線も半導体や映画事業の不振などが嫌気されたソニーG<6758>、第1四半期が2桁減益で市場予想を大幅に下回ったオリンパス<7733>、第1四半期が2桁減益決算で低い進捗率となった三菱マテリアル<5711>、減益基調が続いたサントリーBF<2587>、4-6月期営業利益が市場予想を下回ったコーセー<4922>などが大きく下落。増益決算と利益予想の上方修正を発表したJMDC<4483>はインダストリー向けの伸び率鈍化が嫌気されたか大幅安。ほか、決算関連では第1四半期が大幅増益も計画据え置きが失望された円谷フィールズHD<2767>、第1四半期好決算もサプライズに乏しく出尽くしにつながったじげん<3679>、第1四半期の低い進捗率が嫌気されたシンクロ・フード<3963>、業績予想を下方修正したグローブライト<7990>、減益決算が嫌気されたオプトラン<6235>などが急落。
セクターでは鉱業、石油・石炭、保険が上昇率上位に並んだ一方、精密機器、電気機器、サービスが下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は34%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約21円押し上げた。同2位はセコム<9735>となり、ネクソン<3659>、ホンダ<7267>、富士フイルム<4901>、信越化<4063>、KDDI<9433>、などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約40円押し下げた。同2位はオリンパス<7733>となり、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、などがつづいた。
*11:32現在
日経平均株価 32338.95(+134.62)
値上がり銘柄数 178(寄与度+317.76)
値下がり銘柄数 46(寄与度-183.15)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 34090 210 +21.35
<9735> セコム 10205 593 +20.10
<3659> ネクソン 2748 239 +16.20
<7267> ホンダ 4640 229 +15.52
<4901> 富士フイルム 8377 431 +14.61
<4063> 信越化 4620 65 +11.01
<9433> KDDI 4179 54 +10.98
<6367> ダイキン工 25315 295 +10.00
<9613> NTTデータG 1873 56.5 +9.57
<4503> アステラス薬 2224.5 46.5 +7.88
<2502> アサヒ 5647 231 +7.83
<6954> ファナック 4176 42 +7.12
<4568> 第一三共 4391 70 +7.12
<6762> TDK 5089 68 +6.91
<6273> SMC 71340 1850 +6.27
<7203> トヨタ自 2427 31.5 +5.34
<1605> INPEX 2119.5 305 +4.13
<6988> 日東電 9949 121 +4.10
<6971> 京セラ 7392 58 +3.93
<8058> 三菱商事 7185 100 +3.39
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 20360 -400 -40.67
<7733> オリンパス 1994 -256.5 -34.77
<6857> アドバンテス 17975 -405 -27.45
<6098> リクルートHD 4633 -209 -21.25
<6758> ソニーG 12425 -560 -18.98
<4543> テルモ 4334 -92 -12.47
<7832> バンナムHD 3350 -49 -4.98
<7741> HOYA 16330 -145 -2.46
<7731> ニコン 1566.5 -69.5 -2.36
<9147> NXHD 7855 -507 -1.72
<6976> 太陽誘電 4071 -49 -1.66
<2432> ディーエヌエー 1535 -130 -1.32
<6902> デンソー 9798 -37 -1.25
<6981> 村田製 8163 -45 -1.22
<7735> スクリーンHD 14490 -170 -1.15
<6753> シャープ 857 -26.7 -0.90
<2413> エムスリー 3046 -10 -0.81
<5711> 三菱マ 2366 -224.5 -0.76
<6479> ミネベア 2544 -21.5 -0.73
<5301> 東海カーボ 1148.5 -19 -0.64
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