この流れにより、テクノロジー関連の多いとされるマザーズ市場にも朝方から買いが優勢になった。前場中ごろにかけてみられた日経平均による年初来高値更新後の利食い売りなどをきっかけに、マザーズ銘柄に対する利益確定の動きもみられたものの、マザーズ指数は引けにかけて持ち直し、上げ幅を拡大した。物色としては、時価総額上位銘柄への見直しの動きや、決算を受けた個別物色などが活発であった。なお、売買代金は概算で647.52億円。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり177銘柄、変わらず15銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、科学技術振興機構が「ゼオライトナノ粒子の製造方法と粒径制御技術」を成功と認定したことが引き続き材料視される中村超硬<6166>が33%高になったほか、チームスピリット<4397>やACCESS<4813>がそれに続いて大幅高に。売買代金上位では、メルカリ<4385>、そーせい<4565>、リックソフト<4429>、Chatwork<
4448>、ドリコム<3793>、Sansan<4443>が堅調。一方で、ブシロード<7803>、エディア
<3935>、anfac<7035>などはさえない。
なお、本日上場したBASE<4477>の初値は公開価格を6.9%下回る1210円、上場2日目となるインティメート・マージャー<7072>の初値は同比約2.1倍の4000円となった。
<SK>
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