日経平均株価
始値 28236.84
高値 28257.34(09:03)
安値 27966.91(13:16)
大引け 27999.96(前日比 -249.28 、 -0.88% )
売買高 11億2524万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8774億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり反落、目先利益確定売り優勢
2.寄り後は一貫して下値を探り、2万8000円台割れ
3.明日発表される7月米CPIを見極めたいとの思惑も
4.日経平均寄与度の高い東エレク、SBGの急落が影響
5.6月初旬戻り高値2万8300円近辺は売り圧力強い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比29ドル高と続伸した。米経済の失速に対する警戒感はやや後退しているものの米消費者物価指数(CPI)発表を目前に上値の重い展開となった。
東京市場では、リスク回避の売りが優勢となり日経平均株価は反落。大引けで2万8000円大台をわずかながら下回った。
前日の米国株市場が高安まちまちの展開で、NYダウなど主要株価指数は朝高後に売りに押される流れとなった。これを受けて、本日の東京市場でも目先筋の利益確定売りを誘発した。日経平均は前日までの4営業日で650円あまりの上昇をみせていたことから、その反動が出やすかった。6月初旬につけた戻り高値2万8300円台を目前に戻り売り圧力が表面化し、利食い急ぎの動きが下げを助長した。日経平均寄与度の高い主力値がさ株への決算悪を嫌気した売りが全体相場を押し下げたほか、日本時間明日夜に発表が予定される7月の米CPIの結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。プライム市場の値下がり銘柄数は1200弱で値上がり数の2倍以上となり、全体の65%の銘柄が下落した。
個別では、東京エレクトロン<8035>が4000円を超える急落、ソフトバンクグループ<9984>も大幅安。ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>が軟調、メルカリ<4385>も大きく値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。エンシュウ<6218>が値下がり率トップとなり、ロードスターキャピタル<3482>も急反落となった。住友ゴム工業<5110>、日本製鋼所<5631>なども大幅安に売り込まれた。ダイフク<6383>の下げも目立つ。
半面、売買代金首位のレーザーテック<6920>が堅調、三井松島ホールディングス<1518>も朝高後に値を消したもののプラス圏で引けた。日本郵船<9101>がしっかり、INPEX<1605>も買いが優勢だった。LITALICO<7366>、デサント<8114>がともにストップ高に買われたほか、トレンドマイクロ<4704>、セレス<3696>、チャーム・ケア・コーポレーション<6062>なども値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、トレンド <4704>、日産化 <4021>、NTTデータ <9613>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約110円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、KDDI <9433>、ネクソン <3659>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約276円。うち144円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)繊維製品、(2)鉱業、(3)海運業、(4)石油石炭製品、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)電気機器、(3)銀行業、(4)ゴム製品、(5)卸売業。
■個別材料株
△オーミケンシ <3111> [東証S]
第1四半期が黒字転換し通期計画上回る。
△倉庫精 <3578> [東証S]
親会社の丸井織物がTOBで完全子会社化。
△光ビジネス <3948> [東証S]
22年12月期業績及び配当予想を上方修正。
△JTOWER <4485> [東証G]
第1四半期営業利益・最終利益が通期計画上回る。
△シンバイオ <4582> [東証G]
米国立神経疾患・脳卒中研究所と共同研究試料提供契約を締結。
△トレンド <4704> [東証P]
「物言う株主」米バリューアクトが大株主に浮上。
△エスケーエレ <6677> [東証S]
22年9月期業績及び配当予想を上方修正。
△りたりこ <7366> [東証P]
第1四半期営業利益77%増。
△尾家産 <7481> [東証S]
第2四半期業績予想を上方修正。
△デサント <8114> [東証P]
23年2月期業績予想を上方修正。
▼ディディエス <3782> [東証G]
四半期報告書提出できず監理銘柄に指定。
▼一蔵 <6186> [東証S]
第1四半期営業損益は赤字拡大。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)りたりこ <7366>、(2)デサント <8114>、(3)トレンド <4704>、(4)セレス <3696>、(5)チャームケア <6062>、(6)ファンコミ <2461>、(7)BEENOS <3328>、(8)三井E&S <7003>、(9)フィールズ <2767>、(10)ラウンドワン <4680>。
値下がり率上位10傑は(1)エンシュウ <6218>、(2)ロードスター <3482>、(3)オプテクスG <6914>、(4)メルカリ <4385>、(5)日製鋼 <5631>、(6)住友ゴ <5110>、(7)日東工 <6651>、(8)レオン <6272>、(9)東エレク <8035>、(10)戸田工 <4100>。
【大引け】
日経平均は前日比249.28円(0.88%)安の2万7999.96円。TOPIXは前日比14.39(0.74%)安の1937.02。出来高は概算で11億2524万株。東証プライムの値上がり銘柄数は581、値下がり銘柄数は1198となった。東証マザーズ指数は730.60円(10.13円高)。
[2022年8月9日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
光ビジネスのニュース一覧- 役員の異動ならびに主要人事に関するお知らせ 2024/12/06
- 自己株式の市場買付に関するお知らせ 2024/12/03
- <11月26日の陽線包み足達成銘柄(買いシグナル)> 2024/11/27
- 本日の【自社株買い】銘柄 (8日大引け後 発表分) 2024/11/08
- 2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) 2024/11/08
マーケットニュース
- 本格普及期へ突入、テスラ効果で「自動運転関連」は大相場確変モード <株探トップ特集> (12/23)
- 明日の株式相場に向けて=ビッグデータやクラウド周辺株に勝機 (12/23)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も過度な円安は抑制 (12/23)
- 23日香港・ハンセン指数=終値19883.13(+162.43) (12/23)
おすすめ条件でスクリーニング
光ビジネスフォームの取引履歴を振り返りませんか?
光ビジネスフォームの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。