大引けの日経平均は前日比43.09円高の23601.78円となった。東証1部の売買高は8億7081万株、売買代金は1兆8405億円だった。業種別では、空運業、保険業、不動産業が上昇率上位だった。一方、鉱業、石油・石炭製品、医薬品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の48%、対して値下がり銘柄は47%となった。
個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>がしっかり。村田製<6981>はアップルのイベントを前に4%近く上昇し、ファナック<6954>は9月工作機械受注の内容が好感されて4%超の上昇となった。中小型株ではGMO−GS<3788>が急伸。電子署名の利用急増報道が物色の手掛かりとなったようだ。また、日電波<6779>がストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなった。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>は朝方に取引時間中の年初来高値を付けたものの、その後マイナスへ転じた。ファーストリテ<9983>もさえない。カラオケのコシダカHD<2157>、外食のクリレスHD<3387>、食品スーパーのライフコーポ<8194>といった小売り・サービス関連の一角は軟調ぶりが目立った。また、業績下方修正を発表したサインポスト<3996>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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