大引けの日経平均は前日比166.74円高の22884.22円となった。東証1部の売買高は11億5171万株、売買代金は2兆1142億円だった。業種別では、サービス業、医薬品、電気機器が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、電気・ガス業、建設業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は31%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで3%の上昇。投資先である中国アリババ集団が傘下企業の新規株式公開(IPO)計画発表を受け、前日の米国市場で3%超の上昇となった。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ソニー<6758>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>などが堅調。キーエンス<6861>は3%超、レーザーテック<6920>やSUMCO<3436>は4%超上昇した。また、電子契約サービスで注目されるGMOクラ<3788>、一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたステラケミファ<4109>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、三菱UFJ<8306>やダイキン<6367>が軟調で、トヨタ自<7203>は小安い。ニッケル鉱山開発に係る減損損失計上を発表した住友商<8053>は2%超下落した。また、ダントーHD<5337>やコシダカHD<2157>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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