【↓】日経平均 大引け| 反落、円高で売り優勢・売買代金は今年最低 (1月16日)
日経平均株価
始値 19219.13
高値 19255.41(09:16)
安値 19061.27(12:35)
大引け 19095.24(前日比 -192.04 、 -1.00% )
売買高 14億6955万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆8872億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は反落、1万9000円トビ台まで下落
2.為替が一時1ドル=114円を割り込むなどでリスクオフを助長
3.英国のEUからの強硬離脱に警戒感も
4.売買代金は低調で今年初の2兆円割れとなる
5.任天堂が大商いも続落、さくらインターは連騰
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは5ドル安と続落。好決算の銀行株が上昇し買い先行したものの、3連休を前に利益確定売りに押される。
週明けの東京市場では終始売りに押される展開、日経平均株価は後場に入り下げ渋る場面もあったが、結局1万9000円トビ台まで水準を下げた。
16日の東京市場は17日に予定されるメイ英首相の演説を前にして、英国のEUからのハードブレグジット(強硬離脱)への懸念がリスク回避の流れに誘導するかたちで、終始下値を模索する展開を強いられた。前週末の米国株市場ではナスダック指数は過去最高値を更新したものの、NYダウは小幅続落で方向感が定まりづらく、東京市場では一時1ドル=114円を割り込むなど円高水準で推移したドル・円相場が重荷となった。日経平均は一時220円を超える下げをみせた。また、日本時間今晩の米国株市場が休場ということもあって海外投資家の参戦が限定的であったため、東証1部の売買代金は活況の目安とされる2兆円を今年に入って初めて下回った。
個別では、任天堂<7974>が断トツの大商いも続落。ファーストリテイリング<9983>の下げも目立つ。日本郵政<6178>、新日鉄住金<5401>なども安い。タカタ<7312>が急反落となったほか、ジャパンディスプレイ<6740>の下げも目を引く。いちご<2337>、日立工機<6581>が大幅安となったほか、ここ上昇基調にあったgumi<3903>も大きく利食われた。
半面、さくらインターネット<3778>が前週末のストップ高に続き大幅続伸と気を吐いた。日本通信<9424>も商い活況のなか上値を伸ばした。TSIホールディングス<3608>が急伸。フォーカスシステムズ<4662>が買われたほか、市光工業<7244>も物色人気に。ダイト<4577>が大幅高となり、ビジョン<9416>、マニー<7730>などの上げ足も急。
日経平均への寄与度上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、ファナック <6954> 、安川電 <6506> 、三菱商事 <8058> 、ヤマハ <7951> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約4円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、電通 <4324> 、京セラ <6971> 、KDDI <9433> 。押し下げ効果は約66円。
東証33業種のうち上昇は、空運業のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)繊維製品、(2)卸売業、(3)化学、(4)電気機器、(5)サービス業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉄鋼、(2)海運業、(3)鉱業、(4)その他金融業、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△ベルグアース <1383> [JQ]
株主優待制度を新設。
△KG情報 <2408> [JQ]
今期経常は23%増益、大幅増配見通し。
△ヨシムラHD <2884> [東証M]
3-11月期(3Q累計)経常は51%増益・通期計画を超過。
△Dダイニング <3073>
今期経常を21%上方修正。
△TSIHD <3608>
3-11月期(3Q累計)経常は54%増益、自社株買いも発表。
△メディア工房 <3815> [東証M]
9-11月期(1Q)最終は黒字浮上で着地。
△フォーカス <4662>
株主優待制度を新設。
△Gunosy <6047> [東証M]
今期経常最高益予想を64%上乗せ。
△フリュー <6238>
1→3の株式分割と株主優待の新設。
△ADプラズマ <6668>
今期経常を最高益に58%上方修正。
▲いちご <2337>
9-11月期(3Q)経常は81%減益で着地。
▲ブロッコリー <2706> [JQ]
17年2月期最終利益予想を下方修正。
▲日本郵政 <6178>
「財務省は日本郵政の株式を今夏以降に追加売却する方針」と報道。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778> 、(2)フリュー <6238> 、(3)ダイト <4577> 、(4)日本通信 <9424> 、(5)TSIHD <3608> 、(6)フォーカス <4662> 、(7)Dダイニング <3073> 、(8)MDV <3902> 、(9)ビジョン <9416> 、(10)インタワクス <6032> 。
値下がり率上位10傑は(1)古野電 <6814> 、(2)タカタ <7312> 、(3)ヒトコム <3654> 、(4)いちご <2337> 、(5)日立工 <6581> 、(6)ディップ <2379> 、(7)ホシデン <6804> 、(8)Jディスプレ <6740> 、(9)オルトP <3672> 、(10)IDOM <7599> 。
【大引け】
日経平均は前日比192.04円(1.00%)安の1万9095.24円。TOPIXは前日比14.25(0.92%)安の1530.64。出来高は概算で14億6955万株。値上がり銘柄数は323、値下がり銘柄数は1601となった。日経ジャスダック平均は2797.16円(6.14円安)。
[2017年1月16日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
ヒトコムのニュース一覧- 今週の【重要イベント】鉱工業生産指数、米朝首脳会談、米GDP (2月25日~3月3日) 2019/02/24
- 来週の【重要イベント】鉱工業生産指数、米朝首脳会談、米GDP (2月25日~3月3日) 2019/02/23
- 株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスの新規上場承認に関するお知らせ 2019/02/01
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2019/01/30 2019/01/30
- 【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、米中貿易摩擦懸念の後退で切り返す (1月18日) 2019/01/18
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=年末・年始意識しレジャー・ゲーム関連株が優位の展開か (12/20)
- 東京株式(大引け)=111円安と6日続落、方向感に欠け値を消す展開に (12/20)
- イーライリリー、時間外で6%上昇=米国株個別 (12/20)
- 20日香港・ハンセン指数=終値19720.70(-31.81) (12/20)
おすすめ条件でスクリーニング
ヒト・コミュニケーションズの取引履歴を振り返りませんか?
ヒト・コミュニケーションズの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。