大引けの日経平均は前週末比751.86円高の31746.53円となった。東証プライムの売買高は14億8469万株、売買代金は3兆4982億円だった。セクターでは鉱業、海運業、石油・石炭製品などが上昇。一方、空運業、水産・農林業などが下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の87%、対して値下がり銘柄は11%となった。
個別では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東エレク<8035>などの半導体関連株、川崎汽船<9107>や商船三井<9104>などの海運株、三井住友FG<8316>や三菱UFJ<8306>、みずほFG<8411>などの金融株が堅調に推移。また、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、ソニーG<6758>やメルカリ<4385>などのグロース株の一角も上昇して全面高となっている。キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、神戸製鋼所<5406>、NTT<9432>、なども上昇している。そのほか、中東情勢の緊迫化による原油相場の上昇を受けてINPEX<1605>や石油資源開発<1662>が急騰、三陽商会<8011>、ワキタ<8125>、などが値上がり率上位に顔を出した。
一方、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>などの空運株が下落した。また、マルマエ<6264>やマツオカコーポレーション<3611>などが急落。第1四半期営業減益決算をマイナス視されたサカタのタネ<1377>、ウェザーニューズ<4825>、Ubicom<3937>、などが値下がり率上位に顔を出した。そのほか、上半期好決算もサプライズ乏しく出尽くし感が優勢となったハイデ日高<7611>も軟調に推移した。
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