日経平均;37822.02;+666.69TOPIX;2650.36;+33.49
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比666.69円高の37,822.02円と、前引け(37,935.58円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37,510円-37,770円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=142.10-20円と午前9時頃から70銭円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が概ねマイナス圏で推移し0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に堅調に推移し1.6%ほど大幅に上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めたことが昼休みの時間帯に伝えられ、外為市場でやや円高・ドル安方向への動きとなっており、株式市場で買い手控え要因となっているようだ。また、東京市場が明日から3連休となることに加え、今日夕方に植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがある。一方、前場の日経平均が25日移動平均線や75日線を上回って推移したことから、相場は上昇基調に入っているとの見方がある。セクターでは、石油石炭製品、銀行業、鉱業が上昇率上位となっている一方、陸運業、海運業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、レゾナックHD<4004>、川崎重<7012>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、三井物<8031>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>が高い。一方、西武HD<9024>、さくら<3778>、サンリオ<8136>、スクリーンHD<7735>、メルカリ<4385>、KDDI<9433>、NTT<9432>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、霞ヶ関キャピタル<3498>が下落している。
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