後場の日経平均は362円安でスタート、川崎重や日立などが下落
日経平均;38474.74;-362.72TOPIX;2752.80;-34.68
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比362.72円安の38474.74円と、前引け(38527.60円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38450円-38540円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=155.30-40円と午前9時頃から10銭円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅安水準で推移し0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏だがやや上値が重く0.4%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。米国で今週末の米雇用統計発表まで労働・雇用関連の指標発表が相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きがある。一方、円相場が朝方に比べやや円安・ドル高方向に振れていることが東京市場の安心感となっているもよう。また、ダウ平均先物が時間外取引で堅調に推移していることも東京市場の株価下支え要因となっているようだ。
セクターでは、保険業、海運業、鉄鋼が下落率上位となっている一方、不動産業、医薬品、電気・ガス業が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、川崎重<7012>、川崎船<9107>、三菱電<6503>、MS&AD<8725>、日立<6501>、SMC<6273>、スクリーンHD<7735>、三菱重<7011>が下落。一方、霞ヶ関キャピタル<3498>、三井不<8801>、第一三共<4568>、資生堂<4911>、メルカリ<4385>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>が上昇している。
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