大引けの日経平均は前日比389.91円高の30991.69円となった。東証プライム市場の売買高は13億8026万株、売買代金は3兆5383億円だった。セクターでは、海運業、鉱業、非鉄金属が上昇率上位に並び大半の業種が上昇した。医薬品、電気・ガス業が下落となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は94%、対して値下がり銘柄は6%となっている。
個別では、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>などの半導体関連株、三菱UFJ
<8306>や三井住友FG<8316>などの金融株が堅調に推移。また、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や郵船<9101>などの海運株が上昇。ほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>なども上昇した。前日に第2四半期決算を発表した富士通<6702>が急騰、東邦チタニウム<5727>、MARUWA<5344>が値上り率上位となった。
一方、武田薬品<4502>や第一三共<4568>などの医薬品関連株、ルネサスエレクトロニクス<6723>、イビデン<4062>、キヤノン<7751>、ニデック<6594>、ソニーG<6758>などが軟調に推移した。また、業績・配当予想の大幅下方修正を嫌気されたPEGASUS<6262>や7-9月期業績はコンセンサスを大きく下振れることとなったカプコン<9697>が急落。そのほか、ネットワンシステムズ<7518>、ペプチドリーム<4587>、未来工業<7931>、大末建設<1814>、などが値下がり率上位となった。
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