大引けの日経平均は前週末比178.68円安の22338.15円となった。東証1部の売買高は11億9625万株、売買代金は1兆9932億円だった。業種別では、陸運業、金属製品、輸送用機器が下落率上位だった。一方、鉱業、パルプ・紙、石油・石炭製品、証券の4業種が上昇した。
個別では、ソフトバンクG<9984>や資生堂<4911>が2%超、SUMCO<3436>、東海カーボ<5301>、キーエンス<6861>は3%超の下落となった。ソフトバンクGは米中対立の影響が警戒されたようだ。レーティング引き下げ観測のSUBARU<7270>は3%近い下げ。その他売買代金上位も任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>など全般軟調。また、会社更生法の適用を申請した海洋掘削<1606>は売り気配のままストップ安比例配分となった。一方、売買代金上位では武田薬<4502>、花王<4452>、キヤノン<7751>が逆行高。原油価格の上昇を受けて千代化建<6366>や日揮<1963>の上げが目立った。また、オリンピックG<8289>が急反発してストップ高を付けたほか、新規高レーティング付与が観測されたペガサス<6262>なども東証1部上昇率上位に顔を出した。
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