東京株式(前引け)=米株高、円安、原油高など好感も買い一巡後は伸び悩む
12日前引けの日経平均株価は前週末比146円45銭高の1万9142円82銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は15億5896万株、売買代金概算は1兆6490億4000万円。値上がり銘柄数は968、対して値下がり銘柄数は924、変わらずは105銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、買いが優勢。前週末の欧米株市場は総じて堅調で米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数が最高値更新基調にあるほか、為替の円安や原油市況高とリスクオンの条件が揃った。ただ、足もとの日経平均は4営業日で720円強の上昇をみせており、東証1部の騰落レシオも140%超えと過熱感がかなり高い状況で、買い一巡後は伸び悩む展開を余儀なくされている。先駆した主力株の上げ足が鈍る一方でディフェンシブセクターへの資金流入が観測される。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の数は拮抗している。前場の売買代金は1兆6000億円超と活況が続いている。
個別では任天堂<7974.T>が上昇、ファーストリテイリング<9983.T>もしっかり。NTT<9432.T>が買われ、村田製作所<6981.T>も堅調。日本通信<9424.T>が急動意となったほか、gumi<3903.T>が一時ストップ高、安永<7271.T>も押し目買いに反発した。また、森永乳業<2264.T>、味の素<2802.T>など食品株に買いが目立つ。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクは上昇一服、東芝<6502.T>も軟調。SMC<6273.T>も下落した。クボテック<7709.T>が急落、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>の下げも目を引く。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
きょう前場の東京株式市場は、買いが優勢。前週末の欧米株市場は総じて堅調で米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数が最高値更新基調にあるほか、為替の円安や原油市況高とリスクオンの条件が揃った。ただ、足もとの日経平均は4営業日で720円強の上昇をみせており、東証1部の騰落レシオも140%超えと過熱感がかなり高い状況で、買い一巡後は伸び悩む展開を余儀なくされている。先駆した主力株の上げ足が鈍る一方でディフェンシブセクターへの資金流入が観測される。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の数は拮抗している。前場の売買代金は1兆6000億円超と活況が続いている。
個別では任天堂<7974.T>が上昇、ファーストリテイリング<9983.T>もしっかり。NTT<9432.T>が買われ、村田製作所<6981.T>も堅調。日本通信<9424.T>が急動意となったほか、gumi<3903.T>が一時ストップ高、安永<7271.T>も押し目買いに反発した。また、森永乳業<2264.T>、味の素<2802.T>など食品株に買いが目立つ。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクは上昇一服、東芝<6502.T>も軟調。SMC<6273.T>も下落した。クボテック<7709.T>が急落、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>の下げも目を引く。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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