東京株式(大引け)=28円安と小反落、上値重く方向感に欠ける展開
14日の東京株式市場で日経平均株価は小反落。前日の米国市場は上昇したが、東京市場は円高進行に加え、3連休を控えるなか上値は重く方向感に欠ける展開となった。
大引けの日経平均株価は前日比28円07銭安の3万2391円26銭。プライム市場の売買高概算は13億3681万株。売買代金概算は3兆7640億円となった。値上がり銘柄数は624と全体の約34%、値下がり銘柄数は1134、変わらずは77銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウは47ドル高と4日続伸。6月卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を下回り、インフレ懸念が後退した。これを受け、東京市場も値を上げてスタート。日経平均株価は一時300円を超える上昇となった。ただ、3万2500円を超える水準では利益確定売りが強く上値は抑えられる展開。円高に加え3連休前で積極的な売買も手控えられるなか、後場にかけ一進一退状態が続き、引けにかけ値を下げた。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>やソニーグループ<6758.T>が安く、減益決算を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も売られた。今期業績予想の増額修正を発表したファーストリテイリング<9983.T>も売りに押され下落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が軟調で三井物産<8031.T>や丸紅<8002.T>など商社株も売りに押された。
半面、レーザーテック<6920.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>といった半導体関連株が高く、川崎汽船<9107.T>や日本郵船<9101.T>など商社株が値を上げた。トヨタ自動車<7203.T>がしっかり。ニデック<6594.T>からのTOB(株式公開買い付け)を受けたTAKISAWA<6121.T>はストップ高と急伸した。
出所:MINKABU PRESS
大引けの日経平均株価は前日比28円07銭安の3万2391円26銭。プライム市場の売買高概算は13億3681万株。売買代金概算は3兆7640億円となった。値上がり銘柄数は624と全体の約34%、値下がり銘柄数は1134、変わらずは77銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウは47ドル高と4日続伸。6月卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を下回り、インフレ懸念が後退した。これを受け、東京市場も値を上げてスタート。日経平均株価は一時300円を超える上昇となった。ただ、3万2500円を超える水準では利益確定売りが強く上値は抑えられる展開。円高に加え3連休前で積極的な売買も手控えられるなか、後場にかけ一進一退状態が続き、引けにかけ値を下げた。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>やソニーグループ<6758.T>が安く、減益決算を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も売られた。今期業績予想の増額修正を発表したファーストリテイリング<9983.T>も売りに押され下落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が軟調で三井物産<8031.T>や丸紅<8002.T>など商社株も売りに押された。
半面、レーザーテック<6920.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>といった半導体関連株が高く、川崎汽船<9107.T>や日本郵船<9101.T>など商社株が値を上げた。トヨタ自動車<7203.T>がしっかり。ニデック<6594.T>からのTOB(株式公開買い付け)を受けたTAKISAWA<6121.T>はストップ高と急伸した。
出所:MINKABU PRESS
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