ETF売買動向＝11日前引け、ｉＳ米債１３、ｉＦＥＴＰＸが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.1％減の2021億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同24.5％減の1753億円だった。

　個別では上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> 、ＮＥＸＴ　機械 <1624> 、ＭＡＸＩＳＪＰＸ日経インデックス４００ <1593> 、ＮＺＡＭ　上場投信　日経２２５ <2525> 、ＭＡＸＩＳ日経２２５上場投信 <1346> など34銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> など17銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が8.88％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が7.35％高、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> が6.15％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が5.33％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が5.14％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> は3.86％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.65％安、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は3.55％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が432円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1177億1700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1310億2800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が235億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が84億6300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が58億1000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が53億1700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が47億2100万円の売買代金となった。

株探ニュース