タグ:業種別分析のポイント のブログ
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(15)証券 ①収益源は大きく3つに分類できる ・金融収益・・・金利の動向によって大きく変動 ・受入手数料・・・エクイティ、アセットマネジメント、インベストメントバンキングなど、メインの収益源 ・トレーディング損益 ・ネット証券→受入手数料の割合が高いのが特徴だったが、ネット取引の増加により、金融収益(信用取引の利息など)の金額が増加し、受入手数料の割合は徐々に低下 ・大手証券→トレーディングに力を... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/07/12(22:02)
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(13)食品 ①収益性の低さを効率性で補う ・ディフェンシブ銘柄であるが、小規模企業が多く競争が激しい ・自己資本比率が高い分ROEは低めの傾向 ②キャッシュリッチで低株価に放置されている銘柄が狙い目 ・自力での成長には限界があるため、MAによる業界再編が増加すると予想 →MAを仕掛けるにしても、ファンドにTOBされるにしても、株価は上がる可能性がある (14)銀行 ・基本3表(PL,BS... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/07/10(23:01)
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(11)石油関連 ①事業リスクが大きい上流部門(鉱業)、収益性が小さい下流部門(石油・石炭) ・上流部門は資源価格高騰の恩恵をフルに享受。 エネルギー確保を目的とした国策会社であり、リスクに備えるため自己資本比率が高い ・下流部門は販売への価格転嫁が必ずしもうまくいくとは限らない。 利益率が低い分、総資産回転率は高めで、収益性の低さを効率性でカバー。 ②下流部門では在庫の会計方針も要チェック ・... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/07/10(22:58)
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以前書いていた日記が書きかけだった事に気づいたので続きを書きます^^; (10)鉄鋼、非鉄、化学 ①資源系銘柄は景気敏感株の代表 ②利益率の推移、鋼材市況などに注目 ・資源価格高騰時には価格の転嫁ができるかどうかがポイント ・巨大な生産設備を必要とするため固定資産の割合が高い。 減価償却費などの固定費が多額になり、損益分岐点売上高(固定費を回収し、営業損益がゼロとなるときの売上高)が高くなる ... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/06/13(10:00)
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(9)電機・半導体 ①同じ分野でも収益力に差がつきやすい ・半導体関連銘柄の業績は好不況の波(シリコンサイクル・・・4年後ごとに好不況を繰り返しており、品不足と過剰在庫が定期的に循環している)が激しい ・ハイリスクハイリターン的な業種である ・医薬品と同じく研究開発費の負担が大きな業種である ②電気は部門別損益、半導体は受注動向に注目 ・海外売上比率と為替相場の動向は見逃せないポイントである ・企... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/04/18(09:56)
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(7)医薬品 ①最大のリスクは特許切れ問題 ・成長性と収益性に関しては銘柄ごとに差が大きいが、安全性の面では一律に高い数値をしめしており、自己資本比率や当座比率、有利子負債比率なども軒並み高い傾向にある。 ・売り上げの大半を少数の製品に頼っているため、最大のリスクは特許切れの問題である。 →特許が切れれば安価なジェネリック医薬品が参入 ・リスクに対応するためには新薬の開発が不可欠のため、膨大な研究開発... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/04/11(09:46)
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6.成長ステージ別に投資スタンスを変える ・成長ステージごとに業績傾向が異なるので、ステージごとの特性を考慮して分析指標を評価する。 ・PPM=事業を成長ステージ別に分析する手法 ステージ①:先行投資・・・ハイリスクハイリターン ・独自のアイデアや創造性により新規市場を開拓して、その市場に経営資源を特化している段階 ・市場自体が拡大しているため、売上高の成長が高いのが特徴だが、利益面での成長は... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/04/05(20:07)
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5.決算分析の5つのポイント (1)成長性は量と質の観点から ・「量」・・・売上高から ・「質」・・・営業利益と当期純利益から 営業利益・・・本業での利益獲得能力が上昇しているか 当期純利益・・・株主持分財産がどの程度増えたか ・成長性の企業間比較は前期比増減率(=伸び率)を用いる。 売上高伸び率 =(当期売上高-前期売上高)÷ 前期売上高 (2)外国人投資家が注目する「... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/03/27(01:30)
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4.扱いは注記だけど決算書より役立つセグメント情報 セグメント情報 ・事業の種類別セグメント情報・・・事業の多角化を投資家へ提供する ・所在地別セグメント情報・・・事業活動の国際化情報を投資家へ提供する ・海外売上高・・・製品やサービス自体の国際化情報を投資家へ提供 (1)PPMによる事業間のバランスを確かめる 「現在の業績がよくても新規事業を育成しない限り企業全体としては永続的に発展し... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/03/21(11:03)
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3.CF計算書 (1)営業活動によるCF (2)投資活動によるCF (3)財務活動によるCF 利益とキャッシュにずれが生じるパターン ①固定資産の購入 ・LS→減価償却によって徐々に費用化 ・CF→代金を支払った時点で全額をキャッシュマイナスとして認識 ②売掛金や買掛金の発生 ・LS→実際にキャッシュの授受がなくても売り上げや仕入れとして認識 ・CF→実際に代金の授受があった時点... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/03/21(10:59)
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③まで日記を書いて今さらですが、文中にでてくる「安全性の指標」って何?と思われる方もいるかと思うので、分析の基本のきをまとめます。 「決算書」 1.損益計算書(PL)・・・企業の儲けの状況を示す計算書 2.貸借対照表(BS)・・・企業の財産の状況を示す計算書 3.キャッシュフロー計算書(CS)・・・キャッシュ(現金+預金)がどのように増減したかを示す計算書 連結決算書・・・親会社を中心とした企... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/03/21(10:56)
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(5)IT関連 ・ソフト開発は受注型と汎用品開発型の区分が必要 ・ネット系銘柄は多角化リスクに要注意 ①ソフト(システム)開発 ・安全性の指標は高くなる傾向がある ・一人当たり売上高と一人当たり営業利益に注目。 ・目に見えない製品のため架空循環取引に注意 ・受注型企業・・・オーダーメイドのシステム開発。 景気の影響を受けやすい 受注時に売上金額が確定し原価もある程度計算できるため、業績に対... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/03/21(10:33)
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(3)小売・外食 ①成長性や収益性に差が付きやすい ・取り扱う商品の違いにより決算データの特徴が異なり、同じ業種の企業でも成長性や収益性に差が付きやすい傾向がある ・参入障壁が低いため価格競争に陥りやすく収益性が低くなる傾向がある ・日々現金が入ってくるため資金繰りには恵まれているため、当座比率が50%以下の企業や、固定長期適合率が100%超の企業がたくさん存在するが、有利子負債が極端に高くない限り心... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/03/20(01:48)
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四季報発売ということで、それぞれの業種別分析のポイントをまとめます。(教科書「会計士が教える銘柄選び」) (1) 建設 ①建設業界はピラミッド構造、上部ほど収益力が高い ・土木(公共工事・・・国や地方公共団体の予算に大きく依存する)と建築(民間工事・・・景気動向に大きく影響を受ける)のどちらが主力かによって見方が変わる。 ・戸建て以外の土木や建築→工事代金が回収されるのは通常の取引サイクルと同... ...続きを読むタグ:業種別分析のポイント登録日時:2010/03/15(20:03)