業種別分析のポイント⑥基本のき(3)

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2010/03/21 - 月とスッポンさんの株式ブログ。タイトル:「業種別分析のポイント⑥基本のき(3)」 本文:4.扱いは注記だけど決算書より役立つセグメント情報 セグメント情報 ・事業の種類別セグメント情報・・・事業の多角化を投資家へ提供する

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業種別分析のポイント⑥基本のき(3)

月とスッポンさん
月とスッポンさん
4.扱いは注記だけど決算書より役立つセグメント情報

セグメント情報
 ・事業の種類別セグメント情報・・・事業の多角化を投資家へ提供する
 ・所在地別セグメント情報・・・事業活動の国際化情報を投資家へ提供する
 ・海外売上高・・・製品やサービス自体の国際化情報を投資家へ提供
(1)PPMによる事業間のバランスを確かめる
 「現在の業績がよくても新規事業を育成しない限り企業全体としては永続的に発展していかない」

(2)事業別に時系列比較を行い業績の推移に注目
①どの事業がメイン事業か?
②メイン事業はまだ成長余地があるか?収益性は高いか?利益率が低下傾向にないか?
③メイン事業以外に第2の柱となる事業があるか?
④第2の柱となる事業はしっかりと成長しているか?現在は赤字でも収益性がよくなる傾向にあるか?
⑤事業の足をひっぱっている大赤字の事業がないか?

(3)儲かる地域を再確認
①どの地域を中心に事業を行っているのか?
②主要地域における成長性はどうか。収益性は高いか?利益率が低下傾向にないか?
③主要地域の経済成長率はどうか?政治リスクなどはないか?
④主要地域以外に成長が見込まれる地域があるか?
⑤大赤字の地域がないか?

*所在地別セグメント情報は、販売「先」の地域ではなく販売「元」の地域をベースに集計していることに注意。
 製品自体の国際化ではなく活動拠点の国際化を示している。
例)日本で製造した製品を米国で販売する場合、
・米国に現地子会社を設立して販売を任せるケース⇒米国地域の業績として集計
・米国の外部代理店に日本から輸出して販売を任せるケース⇒日本の業績として集計
(4)為替リスクが気になる海外売上高
 販売「先」の地域をベースに集計
①全売上高の何%程度が海外売上か?
②メイン市場の成長性はどうか?
③メイン市場の経済成長率はどうか?政治リスクなどはないか?

☆基本のき(4)以降は夕方以降に書きます^^;

基本のき(1)(2)はこちら
http://minkabu.jp/blog/show/222620
7件のコメントがあります
1~7件 / 全7件
(退会済み)
月とスッポンさん、こんばんは。

いいと思うけどなあ、「月スポ」。何故か真ん中が競馬面じゃなくて株式面になっててチャートありまくりな感じで。
はしりゅうさんこんばんわ^^

苦労せずに儲ける方法、あったら教えてほしいです 笑

>月スポ

なんか東スポみたい。。。笑 あたしゃスポーツ新聞かい 笑
(退会済み)
>何も苦労しないで儲ける方法が一番優れていると思いますが

それが分かれば誰も苦労しないだろよ・・・てか、月スポさんの日記まで荒らされるようでは、ちょっと、マグニチュード9って感じですね。
コロンチャンさんこんばんわ^^

う~ん 理解できたとは言いがたいですが、、、笑

本のまとめです。
(退会済み)
月とスッポンさん こんばんは。

セグメント情報まで十分理解できれば、ばっちりですね。

このセグメント情報は近年(詳細は調べてみて)の会計

原則の修正(変更)でディスクローズが義務付けられた

項目だと思います。でも多角経営企業や、大きなグループ

会社の決算見る時は重要な項目ですね。

ここに目がいくってことはなかなか鋭いと思いますよ。

何か本の出ていましたか。?

会計基準かわったら対応するのは当然か。
(でもこれもアメリカ会計基準のお仕着せですから、
                     残念。)
rninkabuさんこんにちわ

何も苦労しないで儲ける方法ってことは、他人まかせって事ですか?証券会社の推奨銘柄を買うとか?

う~ん あたしは他人まかせは嫌なので、、、
rninkabuさん
こんにちは

何も苦労しないで儲ける方法が一番優れていると思いますが。
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