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世界的な金利上昇⇒欧米株安

昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -158.13 @21,320.04, NASDAQ -61.39 @6,089.46)。ドル円為替レートは113円台後半の円安方向での動きだった。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が455に対して、下落銘柄数は1,471となった。騰落レシオは96.67%。東証1部の売買代金は2兆2732億円。

TOPIX -8 @1,607
日経平均 -65円 @19,929円

ECBの議事要旨を受けて金融政策の正常化に向けた議論が進むとの観測が強まったことを背景にドイツなど欧州主要国の国債利回りが上昇した。米長期金利も連動して上がった。これがハイテク株や通信株の売りを誘い、米国株の大幅安につながった。

世界的な金利上昇をきっかけとした欧米株安を嫌気して、日本株も売られTOPIXも日経平均も続落した。また、ETFの決算集中日を目前に控え、運用会社による分配金支払い目的の売りも出た。しかし、10時過ぎに日銀が5カ月ぶりとなる指し値オペを実施すると長期金利が低下し、日米金利差拡大期待から円相場が円安・ドル高に振れると押し目買いが入り下げ渋った。後場になると、日本時間夜に6月の米雇用統計発表を控えて手控えムードが広がった。下値では日経平均が大台を割り込んでいたこともあり押し目買いの動きも強く、陽線で終えた。

日本企業が設定する18年3月期の想定為替レートは1ドル=110円前後が多い。日銀が指し値オペを通じて金融緩和の姿勢を改めて示したことで円安・ドル高の流れが続くとの期待が高まっている。今夜発表される6月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数の市場平均予想は前月比16万5000人増である。十分良い数字なら、米金利の上昇期待、円安という流れが加速しそうだが。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、水産・農林(1位)、不動産(2位)、電気・ガス(3位)、その他金融(4位)、建設(5位)となった。


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