大引けの日経平均は前週末比123.06円安の21755.84円となった。東証1部の売買高は12億6255万株、売買代金は2兆3371億円だった。業種別では、電気・ガス業、空運業、鉱業が下落率上位で、その他も全般軟調。サービス業のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の76%、対して値上がり銘柄は22%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>、武田薬<4502>が2%超の下落。ソフトバンクGは米政権が対中投資制限を検討との報道で、保有する中国アリババ集団株が大きく下落したことが嫌気された。その他売買代金上位では任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>などが軟調。金品受領問題に揺れる関西電力<9503>は大幅に3日続落した。また、新薬の治験結果が不調だった大塚HD<4578>、新作ゲームの売上ランキングが後退したKLab<3656>などが東証1部下落率上位に並んだ。一方、エムスリー<2413>が売買代金トップで5%の上昇。引けにかけて日経平均構成銘柄への新規採用に伴う買い需要が発生した。ファーストリテ<9983>やリクルートHD<6098>もしっかり。スマートフォンゲーム「ドラゴンクエストウォーク」の好調持続でスクエニHD<9684>が5%高となり、コロプラ<3668>は連日でストップ高を付けた。
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