大引けの日経平均は前週末比19.75円高の22098.84円となった。東証1部の売買高は12億0833万株、売買代金は2兆2782億円だった。業種別では、保険業、小売業、金属製品が上昇率上位だった。一方、鉱業、海運業、証券が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は34%となった。
個別では、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>などがしっかり。消費増税に伴う値上げを発表したOLC<4661>は3%高となり、スズキ<7269>はインド政府が法人減税を発表したことを受け4%高となった。米アップルの定額制サービス向け新作ゲームを配信開始したスクエニHD<9684>は4%高。ただ、引き続き「ドラゴンクエストウォーク」の好調をはやした買いも入っていたとみられ、共同開発のコロプラ<
3668>はストップ高を付けた。オルトプラス<3672>やキーパー技研<6036>もストップ高水準で取引を終えた。一方、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>、ほかに任天堂<7974>などが軟調。レーティング引き下げ観測の日本郵政<6178>と大日住薬<4506>は揃って3%超下落した。また、川崎船<9107>が急反落し、エムアップ<3661>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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