まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前週末比212.03円安の21534.35円となった。東証1部の売買高は10億7838万株、売買代金は1兆6953億円だった。業種別では、水産・農林業、医薬品、繊維製品が下落率上位で、その他も全般軟調。ゴム製品、鉱業、銀行業の3業種のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の78%、対して値上がり銘柄は19%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>が軟調で日経平均を押し下げた。ファーストリテ
<9983>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>は小安い。インドでの政策期待が後退したスズキ<7269>、決算が嫌気されたイオン<8267>やオンワードHD<8016>は揃って4%超の下落。一部証券会社の目標株価引き下げが観測された大日住薬<4506>は5%超下落した。また、富士興産<5009>がストップ高を付けた後に大きく値を崩し、東証1部下落率トップとなった。一方、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、7&iHD<3382>は小幅ながら上昇。ルネサス<6723>は株価指数に絡んだ思惑から4%超上昇した。ウエルシアHD<3141>は第1四半期の大幅増益決算が好感されて急伸。また日本通信<9424>が急反発し、東証1部上昇率上位に顔を出した。
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