東京株式(前引け)=小反発、米株安も売り圧力限定的
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が下落したことを受けて軟調に始まったものの、薄商いのなか売り圧力も限定的であり、売り一巡後日経平均は下げ渋りプラス圏に浮上した。その後、前日終値近辺の攻防となったが、前引け時点では小幅高で着地している。なお、TOPIXも前日終値を上回っている。前日の米国株市場でハイテク株が売られたものの、それに流されず半導体関連や電子部品株などがしっかりした動きをみせたことが、買い安心感につながった。
個別では売買代金断トツの任天堂<7974.T>が堅調、ファーストリテイリング<9983.T>も買い優勢、川崎重工業<7012.T>、JXTGホールディングス<5020.T>も上昇した。また、ソルクシーズ<4284.T>、カーリットホールディングス<4275.T>が値を飛ばし、セレス<3696.T>も高い。フィックスターズ<3687.T>、安永<7271.T>も買われた。半面、キヤノン<7751.T>が軟調、JT<2914.T>も売りに押された。平和堂<8276.T>が大幅安、ヤマシンフィルタ<6240.T>も値を下げた。カチタス<8919.T>、ブロードリーフ<3673.T>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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