*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~39000円手前で失速もプラス圏を維持
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は3日続伸、39000円手前で失速もプラス圏を維持
・ドル・円は軟調、株価にらみ
・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータグループ<9613>
■日経平均は3日続伸、39000円手前で失速もプラス圏を維持
日経平均は3日続伸。前日比86.93円高(+0.22%)の38787.80円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。
2日の米国株式市場は、「レーバーデー」の祝日のため休場。為替市場でも、祝日のため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いたが、ドルはやや底堅い動きを保った。ドル・円は下げ渋り。一時147円17銭まで買われた後、146円81銭まで下落したが、146円91銭で取引終了。
為替が一時1ドル147円台をつけたことなどから、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は前日終値を上回ってスタートし39000円手前まで上昇したが、さすがに手掛かり材料難が意識されて上げ幅を縮小。前日比プラス圏は維持したが、日経平均の前場の上下の値幅は240円ほどに留まったことから、プライム市場の売買代金は1.6兆円と低水準となった。
日経平均採用銘柄では、証券会社のポジティブなレポートを材料に、NTTデータグループ<9613>、NEC<6701>、長谷工コーポレーション<1808>が買われた。また、金利上昇を受けて、りそなHD<8308>、第一生命HD<8750>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など金融株が上昇。このほか、サッポロHD<2501>、三菱ケミG<4188>、富士通<6702>、ヤマトHD<9064>などが買われた。
一方、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト<6857>など半導体関連の一角が下落。このほか、フジクラ<5803>、HOYA<7741>、ディスコ<6146>、川崎重<7012>、IHI<7013>などが売られた。
業種別では、銀行業、保険業、陸運業、繊維製品、情報・通信業などが上昇した一方、精密機器、海運業、機械、非鉄金属、ゴム製品の5セクターのみ下落した。
ランチタイムの為替は1ドル146円70銭台と円安基調は一服。金融株の上昇を受けてTOPIXが相対的に強い動きを示していることから、後場もTOPIX優位の地合いとなりそうだ。目立った売買材料に欠ける展開のため、日経平均は75日移動平均線が位置する38646円水準を大引けで上回って終われるかが注目されよう。
■ドル・円は軟調、株価にらみ
3日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、147円20銭まで上昇後は146円56銭まで値を下げた。日経平均株が上げ幅を拡大すると円売り地合いとなり、147円台に浮上。ただ、米株式先物の軟調地合いで今晩の株安が警戒され、円売りは縮小した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円56銭から147円20銭、ユーロ・円は162円21銭から162円79銭、ユーロ・ドルは1.1059ドルから1.1072ドル。
■後場のチェック銘柄
・イシン<143A>、ジーダット<3841>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータグループ<9613>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・8月マネタリーベース:前年比:前年比+0.6%(7月:+1.0%)
・豪・4-6月期経常収支:-107億豪ドル(予想:-50億豪ドル、1-3月期:-63億豪ドル←-49億豪ドル)
【要人発言】
・関係筋
「ハリス副大統領は米鉄鋼大手USスチールについて、引き続き国内で所有・操業されるべきだと発言する見込み」
<国内>
・特になし
<海外>
・15:30 スイス・8月消費者物価指数(前年比予想:+1.2%、7月:+1.3%)
・16:00 スイス・4-6月期GDP(前年比予想:+1.5%、1-3月期:+0.6%)
<CS>
・日経平均は3日続伸、39000円手前で失速もプラス圏を維持
・ドル・円は軟調、株価にらみ
・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータグループ<9613>
■日経平均は3日続伸、39000円手前で失速もプラス圏を維持
日経平均は3日続伸。前日比86.93円高(+0.22%)の38787.80円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。
2日の米国株式市場は、「レーバーデー」の祝日のため休場。為替市場でも、祝日のため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いたが、ドルはやや底堅い動きを保った。ドル・円は下げ渋り。一時147円17銭まで買われた後、146円81銭まで下落したが、146円91銭で取引終了。
為替が一時1ドル147円台をつけたことなどから、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は前日終値を上回ってスタートし39000円手前まで上昇したが、さすがに手掛かり材料難が意識されて上げ幅を縮小。前日比プラス圏は維持したが、日経平均の前場の上下の値幅は240円ほどに留まったことから、プライム市場の売買代金は1.6兆円と低水準となった。
日経平均採用銘柄では、証券会社のポジティブなレポートを材料に、NTTデータグループ<9613>、NEC<6701>、長谷工コーポレーション<1808>が買われた。また、金利上昇を受けて、りそなHD<8308>、第一生命HD<8750>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など金融株が上昇。このほか、サッポロHD<2501>、三菱ケミG<4188>、富士通<6702>、ヤマトHD<9064>などが買われた。
一方、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト<6857>など半導体関連の一角が下落。このほか、フジクラ<5803>、HOYA<7741>、ディスコ<6146>、川崎重<7012>、IHI<7013>などが売られた。
業種別では、銀行業、保険業、陸運業、繊維製品、情報・通信業などが上昇した一方、精密機器、海運業、機械、非鉄金属、ゴム製品の5セクターのみ下落した。
ランチタイムの為替は1ドル146円70銭台と円安基調は一服。金融株の上昇を受けてTOPIXが相対的に強い動きを示していることから、後場もTOPIX優位の地合いとなりそうだ。目立った売買材料に欠ける展開のため、日経平均は75日移動平均線が位置する38646円水準を大引けで上回って終われるかが注目されよう。
■ドル・円は軟調、株価にらみ
3日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、147円20銭まで上昇後は146円56銭まで値を下げた。日経平均株が上げ幅を拡大すると円売り地合いとなり、147円台に浮上。ただ、米株式先物の軟調地合いで今晩の株安が警戒され、円売りは縮小した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円56銭から147円20銭、ユーロ・円は162円21銭から162円79銭、ユーロ・ドルは1.1059ドルから1.1072ドル。
■後場のチェック銘柄
・イシン<143A>、ジーダット<3841>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータグループ<9613>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・8月マネタリーベース:前年比:前年比+0.6%(7月:+1.0%)
・豪・4-6月期経常収支:-107億豪ドル(予想:-50億豪ドル、1-3月期:-63億豪ドル←-49億豪ドル)
【要人発言】
・関係筋
「ハリス副大統領は米鉄鋼大手USスチールについて、引き続き国内で所有・操業されるべきだと発言する見込み」
<国内>
・特になし
<海外>
・15:30 スイス・8月消費者物価指数(前年比予想:+1.2%、7月:+1.3%)
・16:00 スイス・4-6月期GDP(前年比予想:+1.5%、1-3月期:+0.6%)
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