なお、3月限の株価指数先物・オプション取引の特別清算指数(SQ)確定値は28377.34円。
大引けの日経平均は前日比479.18円安の28143.97円となった。東証プライム市場の売買高は16億9375万株、売買代金は4兆1566億円だった。セクターでは銀行、海運、保険が下落率上位となった。一方、ゴム製品、パルプ・紙のみが上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%だった。
個別では、米銀行株の下落や日銀の政策据え置きを背景に三菱UFJ<8306>、三井住友
<8316>のメガバンクのほか地銀も含めて銀行株が軒並み急落。レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>などの値がさハイテク株、メルカリ<4385>、マネーフォワード<3994>などのグロース(成長)株も大きく売られた。今週強かった三井物産<8031>、丸紅<8002>の商社や、日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼も売られ、マツキヨココ<3088>、パンパシHD<7532>、共立メンテ<9616>などのインバウンド関連も大幅安。鎌倉新書<6184>は好決算も目先の出尽くし感から急落。正午に新中期経営計画を発表した郵船<9101>は物足りなさが先行し、後場から商船三井<9104>、川崎汽船<9107>などと一緒に大きく売られた。
一方、新中期経営計画や自社株買いが評価された大日本印刷<7912>、積水ハウス<1928>、今期経常益の増益見通しが好感された菱洋エレク<8068>が大幅に上昇。東証スタンダード市場ではJTBとメディカルツーリズム事業に関して契約締結したTBグループ<6775>がストップ高。ほか、核融合炉の対応技術への期待感が続いた東邦金属<5781>、決算での赤字幅縮小が好感されたマツモト<7901>がそれぞれストップ高比例配分となった。
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