日経平均;33291.69;+273.04TOPIX;2283.24;+18.45
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比273.04円高の33291.69円と、前引け(33307.43円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33240円-33310円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=140.00-10円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は底堅かったが伸び悩み、前日終値近辺で推移している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まったが下落に転じ小幅安水準で推移している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日本時間明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして、後場は積極的な買いが見送られそうだとの見方がある。また、ダウ平均先物がやや軟調な展開となっていることも東京市場の株価の重しとなっていようだ。一方、引き続き、米景気の先行きに対する懸念の後退や中国の景気刺激策への期待などが株価下支え要因となっているもよう。
セクターでは、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属が上昇率上位となっている一方、医薬品、電気・ガス業、その他製品が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、神戸鋼<5406>、JFE<5411>、ソフトバンクG<9984>、コマツ<6301>、トヨタ<7203>、三菱商<8058>、三井物<8031>、丸紅<8002>、ホンダ<7267>、日本製鉄<5401>が高い。一方、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<
6526>、アドバンテスト<6857>、東電力HD<9501>、ディスコ<6146>、SMC<6273>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>が下落している。
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