21160.43円(前日比141.30円安)まで下落。米商務省がファーウェイ規制を巡り猶予措置を発表し、中国・上海株が反発したことから、後場の日経平均は一時プラス圏に浮上したが、買いは続かなかった。
大引けの日経平均は前日比29.28円安の21272.45円となった。東証1部の売買高は12億5455万株、売買代金は2兆3313億円だった。業種別では、海運業、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位だった。一方、ゴム製品、情報・通信業、鉄鋼が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の62%、対して値上がり銘柄は35%となった。
個別では、ソニー<6758>が4%超の下落。本日開催した経営方針説明会の内容に失望感が先行したようだ。ZOZO<3092>や花王<4452>は3%超の下落。東エレク<8035>
などの半導体関連株や村田製<6981>などの電子部品株は米国市場の流れを引き継ぎ売りが先行した。その他売買代金上位では任天堂<7974>、キーエンス<6861>、トヨタ自<7203>、武田薬<4502>などがさえない。また、セレス<3696>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクGが売買代金トップで3%超の上昇。傘下の米スプリントと同業TモバイルUSの合併計画を米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長が認める意見を表明した。ソフトバンク<9434>、キヤノン<7751>なども堅調で、ファーストリテ<9983>や安川電<6506>は小じっかり。スズキ<7269>はインドでの政策期待が続き4%超上昇した。また、愛三工<7283>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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