東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、パルプ紙、海運、その他製品など8業種が上昇。一方、ゴム製品、空運、鉄鋼、非鉄金属など24業種が下落(変わらず1)した。指数インパクトの大きいところでは、NTTデータ<9613>、ネクソン<3659>、中外薬<4519>、KDDI<9433>、バンナムHD<7832>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>が軟化した。
前日の米国市場は、10月生産者物価指数(PPI)が引き続き高水準となったため、インフレへの警戒から利食い売りが先行。主要株価指数が反落した流れを受けて、東京市場では主力株中心に売りが先行して始まった。その後も米株先物が下げ幅を広げたほか、中国や香港などのアジア市場の株安もあって、次第に売りが膨らむ需給状況となった。一方、このところ軟調だった海運株は反発し、通期業績予想を上方修正した日産自<7201>、強気の格付けが好感された三井ハイテク<6966>などが堅調だった。
関係者からは米国のインフレに対する警戒感が拭えないとみている向きが多く、今夜発表される米CPIの結果と米国金融市場の動きを見極めたいとの雰囲気が強まっていた。なお、食品とエネルギーを除くCPIの市場予想は前年同月比4.3%増と9月の4.0%増から小幅に伸びが加速することが想定されている。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
三井ハイテクのニュース一覧- 2025年1月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 今日 15:30
- 2025年1月期 第3四半期 決算(補足説明資料) 今日 15:30
- 三井ハイテク、2-10月期(3Q累計)経常は23%減益で着地 今日 15:30
- 12日の主なマーケットイベント 今日 07:50
- 明日の主なマーケットイベント 2024/12/11
マーケットニュース
- 「推し活」関連はスターロード快走へ、インフレ下でも消費熱は上昇中 <株探トップ特集> (12/12)
- 明日の株式相場に向けて=東京市場を牽引する米「サンタラリー」は続くか (12/12)
- ラガルド総裁 貿易摩擦はインフレ見通しを不確実にし得る (12/12)
- ラガルド総裁 成長見通しへのリスクは下振れ方向 (12/12)
おすすめ条件でスクリーニング
三井ハイテックの取引履歴を振り返りませんか?
三井ハイテックの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。