大引けの日経平均は前日比656.96円安の31659.03円となった。東証プライム市場の売買高は13億5453万株、売買代金は3兆3487億円だった。セクターでは、空運業、陸運業、サービス業が下落率上位に並んでいる一方で、鉱業、石油・石炭製品が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の87%、対して値上がり銘柄は10%だった。
個別では、東エレク<8035>などの半導体関連株が軟調に推移。また、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>などの空運株、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>、三菱商事<8058>などが下落した。ほか、業績予想上方修正も第2四半期営業利益が第1四半期と比較し減益となったDDグループ<3073>がストップ安。東名<4439>、ベイカレント<6532>、マネーフォワード<3994>が下落率上位となった。
一方、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>などの石油関連株が堅調に推移、三井物産<8031>、日本製鉄<5401>、ローソン<2651>、SHIFT<3697>なども上昇した。そのほか、6-8月期の営業利益回復確認で買い安心感が台頭したIDOM<7599>、24年8月期について大幅増益見通しを発表した良品計画<7453>が急騰。サインポスト<3996>、セラク<6199>、Gunosy<6047>などが値上がり率上位となった。
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