決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ファストリ、ＳＨＩＦＴ、イオンモール (1月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＰＲＴＩＭＥ <3922>
　23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比27.7％減の10.9億円に減り、通期計画の15.9億円に対する進捗率は68.7％にとどまり、5年平均の83.3％も下回った。

▲No.3　ファストリ <9983>
　23年8月期第1四半期(9-11月)の連結最終利益は前年同期比9.1％減の850億円に減り、通期計画の2300億円に対する進捗率は5年平均の50.0％を下回る37.0％にとどまった。

▲No.5　マニー <7730>
　23年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比9.2％減の17.3億円に減ったが、9-2月期(上期)計画の33.5億円に対する進捗率は51.8％となり、5年平均の52.6％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東Ｐ 　 -19.81 　　1/12　　　3Q　　　-27.73
<9278> ブックオフＧ 　東Ｐ 　 -10.51 　　1/12　　上期　　　 84.89
<9983> ファストリ 　　東Ｐ　　 -9.77 　　1/12　　　1Q　　　 -5.51
<4432> ウイングアク 　東Ｐ　　 -9.13 　　1/12　　　3Q　　　 12.54
<7730> マニー 　　　　東Ｐ　　 -8.77 　　1/12　　　1Q　　　 -9.16

<8570> イオンＦＳ 　　東Ｐ　　 -8.69 　　1/12　　　3Q　　　 -1.60
<7725> インターアク 　東Ｐ　　 -7.81 　　1/12　　上期　　　　8.02
<9716> 乃村工芸社 　　東Ｐ　　 -7.59 　　1/12　　　3Q　　　-41.26
<2722> アイケイＨＤ 　東Ｐ　　 -6.92 　　1/12　　上期　　　　赤縮
<9602> 東宝 　　　　　東Ｐ　　 -4.97 　　1/12　　　3Q　　　 36.62

<8237> 松屋 　　　　　東Ｐ　　 -4.87 　　1/12　　　3Q　　　　赤縮
<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東Ｐ　　 -4.18 　　1/12　　　1Q　　　 -7.38
<8278> フジ 　　　　　東Ｐ　　 -4.13 　　1/12　　　3Q　　　 -1.20
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東Ｐ　　 -3.13 　　1/12　　　1Q　　　 -3.76
<7811> 中本パックス 　東Ｐ　　 -2.76 　　1/12　　　3Q　　　-10.02

<2791> 大黒天 　　　　東Ｐ　　 -2.72 　　1/12　　上期　　　-66.17
<2379> ディップ 　　　東Ｐ　　 -2.57 　　1/12　　　3Q　　　153.65
<9740> ＣＳＰ 　　　　東Ｐ　　 -2.37 　　1/12　　　3Q　　　-24.60
<7487> 小津産業 　　　東Ｐ　　 -2.30 　　1/12　　上期　　　 -8.65
<6474> 不二越 　　　　東Ｐ　　 -2.03 　　1/12　本決算　　　 -3.51

<9418> ＵＳＥＮＨＤ 　東Ｐ　　 -1.90 　　1/12　　　1Q　　　 -6.41
<2294> 柿安本店 　　　東Ｐ　　 -1.71 　　1/12　　　3Q　　　 -9.11
<8016> オンワード 　　東Ｐ　　 -1.60 　　1/12　　　3Q　　　　黒転
<8904> アバンティア 　東Ｐ　　 -0.89 　　1/12　　　1Q　　　　黒転
<4187> 大有機 　　　　東Ｐ　　 -0.85 　　1/12　本決算　　　 -4.95

<8905> イオンモール 　東Ｐ　　 -0.06 　　1/12　　　3Q　　　 12.08

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース