東証1部の値上がり数は1100を超えており、全体の約半分を占めた。セクターでは、鉱業、石油石炭製品、機械が上昇した一方で、パルプ紙、電気ガス、水産農林は軟調。
目先のトレンドとしては23000円を再び突破するシナリオが濃厚となっているものの、5月21日、6月12日と直近で23000円台を付けた局面と比べると今回の戻り相場はインデックス主導であることから売買高が総じて低水準である。また、足元の輸出関連銘柄持ち直しのきっかけとなった円安進行が一服しているほか、米中貿易摩擦の影響に対する過度な警戒感は後退しつつあるが、こちらも完全に懸念が払しょくされているわけではない。これらの外部環境を背景に、来週から始まる決算発表本格化を前に後場は様子見ムードが強まる可能性がありそうだ。
物色としては、足元で買い戻しが目立つ三菱電機<6503>や安川電<6506>、ダイフク<6383>といったFA(工場自動化)関連や、国内大手がイラン原油輸入停止へ調整と伝わった出光興産<5019>などの石油元売り各社などの前場で戻り売り圧力にも負けずに堅調な動きを見せた銘柄群へと追随する動きは引き続きみられよう。
(雲宮 祥士)
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ダイフクのニュース一覧- 今週の決算発表予定 トヨタ、任天堂、NTTなど (5月7日~10日) 2024/05/05
- 来週の決算発表予定 トヨタ、任天堂、NTTなど (5月7日~10日) 2024/05/02
- 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発狙いの買いが優勢~ 2024/04/17
- 法定事後開示書類(合併)(株式会社岩崎製作所) 2024/04/01
- 決算期(事業年度の末日)の変更に関するお知らせ 2024/03/26
マーケットニュース
ダイフクの取引履歴を振り返りませんか?
ダイフクの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。