東京株式(大引け)=15円安、FOMC前に手仕舞い売り優勢
大引けの日経平均株価は前日比15円23銭安の1万9883円52銭と小幅に3日続落。東証1部の売買高概算は17億127万株、売買代金概算は2兆2075億9000万円。値上がり銘柄数は774、値下がり銘柄数は1082、変わらずは162銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが最高値を更新したことや、ここ急な調整を入れていたナスダック指数が切り返しに転じたことを受けて、買い安心感が広がり朝方は広範囲に買いが優勢となったが続かなかった。日経平均は一時2万円台に乗せる場面もあったが、米国時間14日に判明するFOMCの結果とイエレンFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑が、キャッシュポジションを高めようとする動きにつながり、その後は伸び悩む展開となった。円高警戒感から高値圏のハイテク株が利食われ、石油や非鉄、鉄鋼などの市況関連も売りに押された。売り圧力も限定的だったものの、大引けはほぼ安値引けとなった。ただ、個別にはストップ高となる銘柄が相次ぐなど、中小型株を中心に短期資金による物色意欲は旺盛だった。
個別では、任天堂<7974.T>が大商いで上昇、小野薬品工業<4528.T>も7日ぶり急反発。ペプチドリーム<4587.T>が買われ、京セラ<6971.T>も高い。エンシュウ<6218.T>、大真空<6962.T>、ヤーマン<6630.T>がストップ高に買われ、トーセ<4728.T>も一時値幅制限上限まで上値を伸ばした。東建コーポレーション<1766.T>、TOKYO BASE<3415.T>も値を飛ばした。ルック<8029.T>も物色人気に。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、東京エレクトロン<8035.T>も軟調。東芝<6502.T>も利益確定売りがかさんだ。KLab<3656.T>、エムアップ<3661.T>は大幅安となった。このほか、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>、オルトプラス<3672.T>、タカラレーベン<8897.T>などの下げも目立つ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
エンシュウのニュース一覧- 独立役員届出書 2024/06/12
- エンシュウが3日続伸、中期経営計画で収益拡大目標示し手掛かり視 2024/06/03
- 前場に注目すべき3つのポイント~割安感が意識される銘柄への資金流入~ 2024/06/03
- 新中期経営計画および新長期ビジョン策定に関するお知らせ 2024/05/31
- 第156回定時株主総会招集ご通知 2024/05/31
マーケットニュース
- 10時の日経平均は204円高の3万8686円、SBGが69.63円押し上げ (06/19)
- <注目銘柄>=ラクス、第2四半期以降新規受注の伸び回復へ (06/19)
- 東京産が急反発、今期は最終黒字計画・配当利回り高水準で買いを誘う (06/19)
- タマホームが大幅続伸、24年5月期業績は計画下振れ着地もアク抜け感強まる (06/19)
エンシュウの取引履歴を振り返りませんか?
エンシュウの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。