<注目銘柄>=ラクス、第2四半期以降新規受注の伸び回復へ
ラクス<3923.T>の株価は今年に入り下降基調にあったが、4月26日安値1522円を底に下値を切り上げている。
同社は、経費精算システム「楽楽精算」、電子請求書発行システム「楽楽明細」、メール共有管理システム「メールディーラー」などで知られる業務効率化のためのクラウドサービスを提供する企業。24年3月期は営業利益55億5900万円(前の期比3.4倍)と大幅増益となった。
前期はインボイス制度や電子帳簿保存法の追い風があった。その反動により24年1月以降の「楽楽精算」「楽楽明細」の月次売上高の伸び率が鈍化したとして株価は下落基調にあったが、新規受注の伸び鈍化は会社側も想定済み。一方、前期に行った人員増強などを通して販売力は強まっており、マーケティング投資の増額効果もあって第2四半期以降は新規受注も回復に向かいそう。会社側では25年3月期の営業利益を90億円(前期比61.9%増)と見込むが、保守的との見方が強い。
また、会社側では「楽楽精算」の価格改定を検討しており、7〜10%程度の上昇を見込む。値上げ効果が本格的に寄与する26年3月期には純利益100億円以上(25年3月期予想69億円)を見込んでおり、増益基調継続にも注目したい。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、経費精算システム「楽楽精算」、電子請求書発行システム「楽楽明細」、メール共有管理システム「メールディーラー」などで知られる業務効率化のためのクラウドサービスを提供する企業。24年3月期は営業利益55億5900万円(前の期比3.4倍)と大幅増益となった。
前期はインボイス制度や電子帳簿保存法の追い風があった。その反動により24年1月以降の「楽楽精算」「楽楽明細」の月次売上高の伸び率が鈍化したとして株価は下落基調にあったが、新規受注の伸び鈍化は会社側も想定済み。一方、前期に行った人員増強などを通して販売力は強まっており、マーケティング投資の増額効果もあって第2四半期以降は新規受注も回復に向かいそう。会社側では25年3月期の営業利益を90億円(前期比61.9%増)と見込むが、保守的との見方が強い。
また、会社側では「楽楽精算」の価格改定を検討しており、7〜10%程度の上昇を見込む。値上げ効果が本格的に寄与する26年3月期には純利益100億円以上(25年3月期予想69億円)を見込んでおり、増益基調継続にも注目したい。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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